ただのファンタジーでは物足りない。重苦しい雰囲気や幻想的だけど過激な描写のアニメを探している方におすすめ。
時間を忘れて独特の世界観にどっぷり浸かってください。

ゴブリンスレイヤー

〇声優
ゴブリンスレイヤー(cv.梅原裕一郎)
女神官(cv.小倉 唯)
妖精弓手(cv.東山奈央)
牛飼娘(cv.井口裕香)
受付嬢(cv.内田真礼)

〇あらすじ


辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。そんな、彼の噂を聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた――。

公式サイトより

〇感想・レビュー
TV版、劇場版と続き、2期の制作も決まった作品です。本作は一般的なファンタジー物の中で最弱に当たる「ゴブリン」を主軸にした物語です。アニメの描写は小説版やコミカライズ版よりもマイルドに抑えられていますが、ゴブリンたちにより「どんな目に合わされたのか」などは間接的に描写されます。圧倒的な強さで敵をねじ伏せたり、予定調和な戦いや主人公のチートっぷりに飽きている方には、知恵と機転で戦いを繰り広げる本作はとてもおすすめです。また、かわいい女の子がボロボロにされ、胸をえぐられるような状況が好きな方は、ぜひ一度御覧ください。すぐに原作小説とコミカライズ版を読みたくなるでしょう。

メイドインアビス

  • 放送時期
    第1期 2017年7月 – 9月
  • 第2期 2022年予定
  • 公式サイト http://miabyss.com/
  • 制作会社 株式会社キネマシトラス

〇声優
リコ(cv.富田美憂)
レグ(cv.伊瀬茉莉也)
ナナチ(cv.井澤詩織)
オーゼン(cv.大原さやか)
マルルク(cv.豊崎愛生)

〇あらすじ


巨大な大穴『アビス』の縁に築かれた街、『オース』で暮らす探窟家見習いの少女・リコ。ある日、探窟中に孤児院の仲間の少年・ナットが巨大な蛇状の生物「ベニクチナワ」に襲われているところに遭遇する。とっさの機転で注意を逸らしたリコだったが、今度は自分がベニクチナワに襲われてしまう。絶体絶命のその瞬間、突然辺りが閃光と轟音に包まれて・・・。

公式サイトより

〇感想・レビュー
WEBマンガサイト「コミックガンマ」で連載され、テレビ版、劇場版3作品が公開された大人気作品です。メイドインアビスの物語設定にはRPGゲーム的な要素が多く含まれており、ゲーム好き、ファンタジー好きの方にとってはすぐに受け入れられる作品です。しかし、「メイドインアビス」に一度でも触れてしまうと、その深淵を覗き見ることになります。本作は可愛らしい雰囲気と、色とりどりの背景の皮を被った「ゲテモノアニメ」です。作者の性的趣向がふんだんに盛り込まれており、とても業が深い作品と仕上がっています。きっと、視聴したあなたも「度し難い」と評価する事となるでしょう。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

  • 放送時期 2009年4月 – 2010年7月
  • 公式サイト https://www.hagaren.jp/
  • 制作会社 株式会社ボンズ

〇声優
エドワード・エルリック(cv.朴璐美)
アルフォンス・エルリック(cv.釘宮理恵)
ヴァトー・ファルマン(cv.室園丈裕)
ショウ・タッカー(cv.永井誠)
キング・ブラッドレイ(cv.柴田秀勝)

〇あらすじ


強大なる力を秘めるという「賢者の石」を求めて、旅を続けるエルリック兄弟。 兄のエドワードは、弱冠15歳ながら史上最年少で国家錬金術師の資格を得た、天才錬金術師。 弟のアルフォンスは、見た目は屈強な鎧姿だが、心優しい14歳の少年である。 東部辺境の町、リオールにやってきた二人は、そこで太陽神レトの代理人を名乗る、 コーネロ教主の「奇跡の御業」を目撃するが…。

公式サイトより

〇感想・レビュー
月刊少年ガンガンで連載されていた王道少年マンガです。最終回の時は人気すぎて本誌が増刷しても対応しきれず、2ヶ月後の本誌にも掲載されるほどの大反響を持っていた作品です。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」は中世ヨーロッパで行われていた「錬金術」を設定に取り入れています。物語は2人の幼い兄弟が母親と会うために支払った「代償」を取り戻すため、兄・エドワードは軍の狗となり弟・アルフォンスと共に旅をし続けます。彼らが手に入れたいのは「賢者の石」です。賢者の石は錬金術の等価交換の法則を無視するほど強力な物。それがあれば、彼ら2人が払った「代償」を取り戻せるからです。本作は旧版と新版のアニメがあり、原作を忠実に沿っていくのは新版です。現在、多くのアニメファンが見ているのは新版のほうなので、視聴するならこちらの新版がおすすめです。

盾の勇者の成り上がり

〇声優
岩谷尚文(cv.石川界人)
ラフタリア(cv.瀬戸麻沙美)
フィーロ(cv.日高里菜)
天木錬(cv.松岡禎丞)
北村元康(cv.高橋信)

〇あらすじ


図書館で『四聖武器書』という本を読んでいたところ、突如として異世界へ召喚された大学生・岩谷尚文。伝説の勇者の一人「盾の勇者」として世界を救うことになるが、ある朝、金と装備が盗まれてしまう。

公式サイトより

〇感想・レビュー
異世界転生アニメ。ファンタジー要素が強くて何でもありな戦闘シーンが面白い。主人公は最初から最強の俺ツエーではなく、どんどん成長していくところも共感できます。文字通り成り上がっていくその過程が面白く勇気を貰えます。仲間のキャラデザも人外ながらも可愛い。お互い虐げられたものとして強い絆で結ばれていて見ていて応援したくなる作品。

OVER LORD

〇声優
モモンガ/アインズ(cv.日野聡)
アルベド(cv.原由実)
シャルティア・ブラッドフォールン(cv.上坂すみれ)
デミウルゴス(cv.加藤将之)
ナーベラル・ガンマ(cv.沼倉愛美)

〇あらすじ


広大な世界と高い自由度を誇るDMMO-RPG《ユグドラシル》。一時は爆発的な人気を博すが次第に低迷し、ついにサービス終了が決定した。そして最終日、ギルド《アインズ・ウール・ゴウン》の長・モモンガは、本拠地のナザリック地下大墳墓で仲間の訪れを待ちわびていた。しかし、すでにほとんどのギルドメンバーは引退し、久しぶりにログインしてきた仲間もすぐに帰ってしまう。モモンガは1人で最後の時を迎えるのだが……。

公式サイトより

〇感想・レビュー
最強レベルまでキャラを育てたがサービス終了してしまうオンラインゲームになぜか取り残された主人公が、育てた最強キャラでそのオンラインゲームでそのゲームの世界で生き抜こうとしていくお話。オンラインゲーム内に転生する話は近年多めですが、この作品は主人公がなんと魔王。魔王ゆえに当然強いわけですが、中身は中年のおじさんなわけで心の声のコメディ路線と周囲キャラからの恐れられ方の対比が面白い。

進撃の巨人

〇声優
エレン・イェーガー(cv.梶裕貴)
ミカサ・アッカーマン(cv.石川由依)
アルミン・アルレルト(cv.井上麻里奈)
ジャン・キルシュタイン(cv.谷山紀章)
リヴァイ(cv.神谷浩史)

〇あらすじ


四方を50mを超える壁に囲まれた街・シガンシナ地区。人々は壁の外の巨人から自分たちを守るため、この巨大な壁を作りあげたのだった。外の世界に憧れる 少年・エレンと、彼のよき相談相手であるミカサは、壁の中で平和な時を過ごしていた。そんなある日、壁の外を探索に行った調査兵団が、この町に帰還するの を知る。調査兵団を“英雄”と呼ぶエレンが見たのは……。

公式サイトより

〇感想・レビュー
見たことがない人でも名前だけは知っているであろう有名作です。とにかく作画がすごい!大迫力で超ぬるぬる動く戦闘シーンは毎回鳥肌ものです。調査兵団の兵士たちが散っていくシーンは、原作漫画よりエグめに描かれているので心して見てください。物語が進むにつれストーリーが複雑になっていくので、難しいと感じる方も多いかもしれませんが、伏線が回収されたときはゾクゾクするので、頭をフル回転させながらぜひ見てほしいです。原作は完結していますのでアニメが最終回を迎えてから一気に見るのもオススメです。

約束のネバーランド

〇声優
エマ(cv.諸星すみれ)
ノーマン(cv.内田真礼)
レイ(cv.伊瀬茉莉也)
イザベラ(cv.甲斐田裕子)
クローネ(cv.藤田奈央)

〇あらすじ


グレイス=フィールドハウスは親の居ない子供たちが住むところ。血の繋がりはなくても、ママと38人の兄弟はささやかながら幸せな日々を送っている。11歳のエマ・ノーマン・レイはハウスの年長者であり、毎朝のテストでそろって満点をとる優秀さをほこる。ある夜、里親のもとへ旅立つコニーを見送った子供たちだが、忘れ物に気付いたエマとノーマンは近づくことが禁じられている門へ向かう。そこで2人は衝撃の真実を目撃する―――

公式サイトより

〇感想・レビュー
約束のネバーランドは先が読めなくて面白いダークファンタジーアニメの一つ。平和そうな孤児院、しつけには厳しいけども本当に子供を愛している院長、孤児だけど前向きに明るく生きる子供たち。一見して世の中捨てたものではないなと思える環境ですが、実はそうじゃなくて…っていうのがダーク好きのハマる展開だと思っています。明かされていく真実は大人でもちょっと引いちゃうような内容だったり、絵的に綺麗なものばかりじゃありません。でもそこに立ち向かおうとする子どもたちに好感が持てて、最後まで見守らないといけない的な気持ちになりますよ。みんな可愛らしいだけの子供だと思ったら、大違い。いい意味で驚かせてくれて本当飽きません。

魔法少女まどかマギカ

〇声優
鹿目まどか(cv.悠木碧)
暁美ほむら(cv.斎藤千和)
巴マミ(cv.水橋かおり)
美樹さやか(cv.喜多村英梨)
佐倉杏子(cv.野中藍)

〇あらすじ


大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんな平和な日々を送る中学二年生、鹿目まどか。ある晩、まどかはとても不思議な夢を見る。その日も訪れるはずだった、変わらぬ日常――。しかし、訪れたのは非日常――。
まどかの通うクラスにやってきた、一人の転校生・暁美ほむら。まどかが夢で見た少女と瓜二つの容姿をした少女。偶然の一致に戸惑うまどかに、ほむらは意味深な言葉を投げかけるのだった・・・。

公式サイトより

〇感想・レビュー
現在の魔法少女物の原点と言えるアニメ。それまで魔法少女ものというと、おジャ魔女どれみやプリキュア的ないわゆる低学年女子向け。しかしこの作品は一気にターゲットを引き上げ、その後の魔法少女アニメに影響を与えまくっている作品と言えます。可愛い魔法少女たちに課せられた逃げ場のない使命、救いのない未来。見ていると切なくなってくるのでしょう。演出の世界観も唯一無二で素晴らしい。

東京喰種

〇声優
金木 研(cv.花江夏樹)
霧嶋董香(cv.雨宮 天)
月山 習(cv.宮野真守)
芳村(cv.菅生隆之)
菅生隆之(cv.諸星すみれ)

〇あらすじ


東京。ここでは、人に紛れ人を喰らう「喰種(グール)」と呼ばれる怪人がはびこっていた。読書好きの大学生・金木研(カネキ ケン)は、行きつけの喫茶店「あんていく」で自分の好きな作家・高槻泉(タカツキ セン)の小説を愛読する神代利世(カミシロ リゼ)と出会い、本屋デートをすることになる。自らの運命を変える事故に巻き込まれてしまうとも知らずに…。瀕死の重傷を負うカネキだったが、手術により何とか一命を取り留めるが…。 「何を食べても不味いんです」 目覚めたカネキにある異変が起こりはじめ…!?

公式サイトより

〇感想・レビュー
東京では、人を喰らうグールがはびこり恐れらていた。主人公もグールを恐れていたのだが、事件に巻き込まれ大怪我を負ってしまう。そして移植手術でなんとか命をとりとめたもののその臓器はなんとグールのもので…というお話。グールになっていく主人公が主義主張の違うグールに巻き込まれていき翻弄されながらも、人間の心とグールの本能との間で苦しみながら自分の生きる道模索していくところが正にダークファンタジー。

黒執事

〇声優
シエル・ファントムハイヴ(cv.坂本真綾)
セバスチャン・ミカエリス(cv.小野大輔)
グレル・サトクリフ(cv.福山潤)
劉(cv. 遊佐浩二)
葬儀屋(cv.諏訪部順一)
マダム・レッド(cv. 朴ロ美)
ウィリアム・T・スピアーズ(cv.杉山紀彰)

〇あらすじ


ファントムハイヴ家に来客予定の日。朝、いつものようにシエルを起こした後、超一流なファントムハイヴのもてなしの準備にかかる執事セバスチャン。しかしその一方で、セバスチャンをあっと言わそうと、使用人のバルド、フィニ、メイリンが独自に準備にかかる。その結果は…、全て大失敗。来客まで残り時間わずかとなった最悪の状況で、セバスチャンがとった行動とは!?

公式サイトより

〇感想・レビュー
悪魔、死神などダークサイドらしいキャラクターが綺麗な絵と声でより一層冷酷的な美しさが引き立ちます。人間のキャラクターもお人形のように可愛い、綺麗なキャラクターが多いのでどんよりした復讐のお話ですがヴィクトリア朝時代のイギリスが舞台なのでなじみのない衣装やしつらいが華麗で優雅に見えてしまいます。悪魔ってなぜか色気がすごいんですよね、特にダークファンタジーだと。長生き故の色気なのでしょうか?アニメと原作では話が違うようですが、絵の綺麗さはどちらも評価されているのでどちらも見る楽しみもあります。

呪術廻戦

〇声優
虎杖悠仁(cv.榎木淳弥)
伏黒 恵(cv.内田雄馬)
釘崎野薔薇(cv.中村悠一)
五条 悟(cv.松岡禎丞)
七海建人(cv.津田健次郎)

〇あらすじ


辛酸・後悔・恥辱 人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む。呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導く。そして、呪いは呪いでしか祓えない。驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていたが、ある日“呪い”に襲われた学友を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまう。呪いである“両面宿儺”と肉体を共有することとなった虎杖は、最強の呪術師である五条 悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになり……呪いを祓うべく呪いを宿した少年の後戻りのできない、壮絶な物語が廻りだす―

公式サイトより

〇感想・レビュー
少年ジャンプがポスト鬼滅の刃として押し出してましたが乗っておいて損はない作品。かなり質の高い能力バトルに頭脳バトル。ちょっとジョジョやハンターハンターの影響を受けているなと感じ部分も多くありますが、オマージュという言葉だけでは言い足りないオリジナリティを出しています。ちょっとグロイ部分もありますが、作画も超気合入っていてこれは絶対に見るべきアニメの一つ。

甲鉄城のカバネリ

〇声優
生駒(cv.畠中祐)
無名(cv.千本木彩花)
菖蒲(cv.内田真礼)
来栖(cv.増田俊樹)
逞生(cv.梶裕貴)

〇あらすじ


不死の怪物・カバネが顕金駅を襲った。顕金駅で暮らす蒸気鍛冶の少年・生駒は、逃げ惑う人々の波に逆らって走り出した。
密かに開発した武器――ツラヌキ筒でカバネと戦うつもりだ。彼自身の過去と、誇りのために。

公式サイトより

〇感想・レビュー
最近は作画が綺麗な作品が増えているものの、リアタイで見ていた時は作画や音楽がとてもテレビ用ではなく、劇場版か?と思えるレベルだったのを覚えています。設定としては和の世界のウォーキングデッドと思ってもらえると。ただし後半ストーリーが若干失速してしまったかなという印象。最初の期待感が高すぎてハードル上げすぎたってのもあるかもですが…

地獄少女

〇声優
閻魔あい(cv.能登麻美子)
輪入道(cv.菅生隆之)
骨女(cv.本田貴子)
一目連(cv.松風雅也)

〇あらすじ


クラスの募金を失くしてしまった真由美。クラスメイトの亜矢が助けてくれてその場は難を逃れたが、この日から亜矢と真由美のつらい主従関係が始まった。追い詰められた真由美は「地獄通信」の噂を耳にする。

公式サイトより

〇感想・レビュー
ズバリ必殺シリーズの少女漫画版、という説明が一番しっくりきます。寧ろ、これ以外の説明方法がありません。主人公・閻魔あいが、法でさばくことができない悪党を地獄へ送る、しかしながら、その代償は依頼人も地獄へ落ちることで返済される。というなかなか重いものですね、人を呪わば穴二つということでしょう。閻魔あいキャラクターがいいですね。能登麻美子さんの声がイメージぴったりで、彼女以外考えられないキャスティングだと思います。出てくる悪党たちの所業は見ていて怒りすら覚えますが、その分、復讐パートでの無慈悲な仕打ちに苦しむ様子に胸がすく思いがします。

アカメが斬る!

  • 放送時期 2014年7月 – 12月
  • 公式サイト http://akame.tv/
  • 制作会社 株式会社WHITE FOX

〇声優
アヤメ(cv.雨宮天)
タツミ(cv.斉藤壮馬)
マイン(cv.田村ゆかり)
レオーネ(cv.浅川悠)
シェーレ(cv.能登麻美子)

〇あらすじ


帝都で一旗上げようと、タツミは田舎から上京し、軍へ仕官しようとするが、簡単には入隊できずにいた。そんな時、場末の酒場で巨乳のお姉ちゃんと出会い、士官のため、その彼女に全財産を預けることにするが、当然のごとく騙され、一文無しに。街で野宿をしようとしていると、護衛を従えたアリアが、そんな窮状を見兼ねて、家に泊まるよう誘ってくれた。アリアの家で彼女のお付をしながら、仕官を夢見るタツミは、ある夜、殺し屋集団ナイトレイドと剣を交えることになる。

公式サイトより

〇感想・レビュー
主人公アカメと彼女が所属する反帝国組織「ナイトレイド」とその地を支配する帝国との壮絶な争いを描いた作品です。全体的に残酷な描写が多いので、その手の作品が苦手な方は避けた方がいいかもしれません。悪役がことごとく下種で残酷で汚らしいキャラクターであり、時にはナイトレイドの仲間たちを虐殺するシーンもあるのですが、それでも最後は正義が勝つので、爽快感を得られるのは間違いないです。キャラや兵器の名前に一部ギャグっぽいものがあったり、ちょっと変な趣味の人間がいたり、など残酷なだけではなく、ちょっと笑わせてくれることもある作品です。

ノラガミ

  • 放送時期
    第1期 2014年1月 – 3月
    第2期 2015年10月 – 12月
  • 公式サイト https://noragami-anime.net/
  • 制作会社 株式会社ボンズ

〇声優
夜ト(cv.神谷浩史)
壱岐ひより(cv.内田真礼)
雪音(cv.梶裕貴)
毘沙門(cv.沢城みゆき)
兆麻(cv.福山潤)

〇あらすじ


賽銭“5円”で人助けをする自称“デリバリーゴッド”の夜トは、“神器”の雪音、“半妖”となった壱岐ひよりと共に、相変わらず貧乏でマイナーな神様として日々を過ごしていた。そんなある日、夜トは妖を斬り伏せた現場で一枚の“面”を見つける。一方、夜トの天敵である“最強武神”毘沙門は、抱える神器の数を増やし続けていた。身体への負担を心配する兆麻。それでも“死霊”を見捨てることの出来ない毘沙門は……

公式サイトより

〇感想・レビュー
あまり知られていないマイナーな神様の主人公が、人助けしていくストーリー。基本は主人公と仲間のやりとりでほっこりしつつ、怪奇的な要素も交えつつ色々な妖や神と対決していくバトル系のアニメでした。割と出てくる妖や神様のキャラクターや設定がしっかりしているので新女神転生っぽい要素があったかな?と思いつつ。あと絵がキレイなので、見るきっかけは絵のきれいさでした。結構残酷なシーンも多いですが、ストーリーが進むにつれてキャラの掘り下げがされていき、どんどん引き込まれる感じはありました。それぞれの神様の過去の話なども出てくるので涙もあり、という感じで笑いとバトルとストーリーのバランスが良い作品だと思います。

ブラック・ブレット

  • 放送時期 2014年4月 – 7月
  • 公式サイト https://www.black-bullet.net/
  • 制作会社 株式会社キネマシトラス/有限会社オレンジ

〇声優
里見蓮太郎(cv.梶裕貴)
藍原延珠(cv.日高里菜)
天童木更(cv.堀江由衣)
ティナ・スプラウト(cv.黒沢ともよ)
蛭子影胤(cv.福山潤)

〇あらすじ


2031年、東京エリア。未知の生命体・ガストレアに受けた壊滅的被害から復興を遂げた人類は、未だその脅威に怯えながら暮らしていた。対ガストレア最後の砦である民警のひとりとして天童民間警備会社に所属する高校生・里見蓮太郎は、ある事件現場で、仮面にタキシード姿の怪しい男・蛭子影胤と遭遇する。警官たちはおろか、蓮太郎すら歯牙にもかけぬ圧倒的な強さを発揮した彼は、『世界を滅ぼす者』と名乗り、姿を消す――。

公式サイトより

〇感想・レビュー
ラノベ原作の人気の作品。未知の生命体から人類を守るっているお話です。可愛らしい作画ですがボチボチグロイシーンもあり。ロリが好きな紳士は特に見ておくべき。

新世界より

〇声優
渡辺早季(cv.種田梨沙)
朝比奈覚(cv.梶裕貴)
秋月真理亜(cv.花澤香菜)
野狐丸(cv.浪川大輔)
奇狼丸(cv.平田広明)

〇あらすじ


1000年後。和貴園と呼ばれる小学校に通っていた早季は、潜在的に人間に備わった超能力”呪力”の発現のため、利根川上流の隠れ寺・清浄寺での神聖な儀式に臨む。それから数日後、早季は本格的に呪力を学ぶ上級学校・全人学級にいた。今後行動を共にする同じ班のメンバーは、和貴園からの親友である瞬、真理亜、覚、そして別の小学校から進学してきた守と麗子の5人。しかし、早季だけは全人学級の雰囲気に言い知れない違和感を覚えていた。そんな早季の不安をあおるかのように、覚がネコダマシと呼ばれる妖猫の噂を語り始める。その巨大な猫の怪物は、落ちこぼれの子供の背後からそっと忍び寄り、どこかへ連れ去るという。覚のホラ話だと自分に言い聞かせて恐怖心を紛らせていた早季だったが、やがてその周辺で不穏な出来事が起こり始める。

公式サイトより

〇感想・レビュー
新世界よりは見始めたら最後、結末までちゃんと見届けてほしい作品の1つです。世界観はものすごく深い。そこに入り込むまでに少し時間を要するのでその過程で視聴を辞める人も多いようですが、しかしその先にある度肝を抜くような展開が待ち受けていますので、是非そこまでたどり着いてほしいですね。難しく感じるワードも無理なくストーリーに織り込まれているのでこの世界を堪能できます。胸が苦しくなるようなシーンもあるけれど、少しの希望が繋ぎ止めてくれます。音楽もマッチしすぎてて鳥肌モノです。

Re:ゼロから始める異世界生活

  • 放送時期
    第1期 2016年4月 – 9月
    第2期前半クール 2020年7月 – 9月
    第2期後半クール 2021年1月 – 3月
  • 公式サイト http://re-zero-anime.jp/tv/
  • 制作会社 株式会社WHITE FOX

〇声優
ナツキ・スバル(cv.小林裕介)
エミリア(cv.高橋李依)
パック(cv.内山夕実)
レム(cv.水瀬いのり)
ラム(cv.村川梨衣)

〇あらすじ


コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。目の前に広がるファンタジーな異世界に目を輝かせるスバルだったが、自分を召喚したであろう美少女の姿はどこにも見当たらない。やがて右も左もわからない状況にスバルは頭をかかえてしまう。さらに強制イベントと言わんばかりにチンピラに絡まれ、異世界に招かれた人間が超常の力を発揮するといったお約束の展開もなく、容赦なく叩きのめされるスバル。そんなスバルの前に一人の少女が現れ……。

公式サイトより

〇感想・レビュー

異世界転生アニメですね。ただし安易なハーレム展開だったり、現代の知識を異世界に持ち込んで俺ツエーみたいなことはありません。死に戻りという死んだらやり直せるというチートスキルだけを持っていて、それを使ってヒロインを救うっていうお話なんですが、この作品の見事なところはこの死に戻りというスキルがあっても緊張感を生み出しているところ。何度も何度も絶望しながらも正解を探していくところに応援したくなります。ただし、主人公は(特に序盤~中盤)が本当にクズ。まあ成長の過程を見せるための演出なんでしょうがクズ過ぎてみるのが辛くなるかも。

ベルセルク

〇声優
ガッツ(cv.岩永洋昭)
パック(cv.水原薫)
フアルネーゼ(cv.日笠陽子)
セルピコ(cv.興津和幸)
イシドロ(cv.下野紘)

〇あらすじ


ミッドランド辺境の安酒場にて、黒衣の剣士・ガッツは言いがかりをつけてきた盗賊たちを撃退。居合わせたエルフのパックと少年・イシドロは、ガッツの手際と大剣に興味を抱き、彼を追う。村を出たガッツは通りがかりの荷馬車に誘われる。そこには僧侶と娘のコレット、そしてパックが乗り合わせていた。ひと時の安らぎと思いきや、ガッツを狙う闇が迫る――。

公式サイトより

〇感想・レビュー

 2021年5月6日に原作者の三浦健太郎氏がなくなってしまい永遠の未完となってしまったアニメ。それでも見てない方はこのアニメを押したい。これぞダークファンタジーの金字塔。禍々しい漆黒の鎧に身を包み、身の丈以上の巨大な剣を振り回し人外の敵を叩き潰す主人公ガッツ。この姿こそがダークファンタジーと呼べる。三浦氏の訃報が流れた直後は日本のみならず全世界のファンが色々な形で追悼の意を示しました。解釈の違いはあると思いますし、あくまで個人的な見解なんですが北斗の拳のダークファンタジー版みたいな。

CLAYMORE

〇声優
クレア(cv.桑島法子)
ラキ(cv.高城元気)
テレサ(cv.朴璐美)
ルヴル(cv.平田広明)
ミリア(cv.井上喜久子)

〇あらすじ


人間を捕食する妖魔が巣食う世界。妖魔に対抗すべく、人間は妖魔の血肉をその身体に取り入れた半人半妖の女性戦士を生み出した。銀色の瞳と巨大な剣を持つ彼女たちは、その大剣の名から“クレイモア”と呼ばれる。“クレイモア”の一人であるクレアは、かつて少女の頃、テレサと名乗る最強のクレイモアと出会う。クレアを救うため、クレイモアの鉄の掟を破り、人間を殺めてしまうテレサ。掟を破ったテレサは、討伐隊に追われる身となる。そして、妖力の暴走を止められずに「覚醒者」となった討伐隊の一員・プリシラの強大な力の前に、テレサは破れ、殺されてしまう・・・。

公式サイトより

〇感想・レビュー

クレイモアの語源はスコットランド・ゲール語の「大きな剣」という意味だそう。しかし、華奢で美しい美女たちがこの大剣を振り回して戦っていく姿は、儚くも美しい。この美女たちが人間を救うために妖魔を倒していくのですが、倒しても倒しても救いのない決められた未来があり、切なくなるお話です。

ドリフターズ

〇声優
島津豊久(cv.中村悠一)
織田信長(cv.内田直哉)
那須与一(cv.斎賀みつき)

〇あらすじ


西暦1600年 天下分け目の大戦、関ヶ原の戦い――薩摩、島津家の武将、島津豊久は身を挺した撤退戦の後、死地から抜け出し一人山中をさまよっていた。降りしきる雨の中、たどり着いたのは無数の扉のある廊下のような部屋――豊久はそこにいた謎の男、『紫』を問いただす間もなく石扉の向こう側へと送り込まれてしまう。――そこはオルテと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざる」ものが暮らす異世界だった。

公式サイトより

〇感想・レビュー

異世界転生ものですが、他の異世界転生はだいたい一般人が異世界に転生して生き延びるお話が多いのですが、この作品は歴史上の偉人、武人が異世界に転生されてそこで戦うってお話。元の世界では時代も国も違う人たちが同じ異世界に飛ばされてバトルを始めちゃうわけで、現実世界ではありえなかった最強は誰だ?を始めちゃうお話。アニメはちょっと中途半端に終わっちゃうので続編希望です。

亜人

  • 放送時期
    第1期 2016年1月 – 4月
    第2期 2016年10月 – 12月
  • 公式サイト http://www.ajin.net/
  • 制作会社 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ

〇声優
永井圭(cv.宮野真守)
海斗(cv.細谷佳正)
中野攻(cv.福山潤)
佐藤(cv.大塚芳忠)
田中功次(cv.平川大輔)

〇あらすじ


永井圭は、医学部受験を控えた高校生だ。彼がめざしているのは、立派な人間。そのために、規律正しい生活と周囲から浮かない程度にまじめな授業態度、クラスメイトとの適度な交友を心がけている。学校で、“亜人”に関する授業が行われたその日、圭は友人たちが携帯電話で見ていた亜人の実験映像に興味を持つ。そこには、自分が幼少期に見た、黒い霧のような物体が映っていた……。

公式サイトより

〇感想・レビュー

漫画原作ですが、実写映画にアニメ化にとマルチメディア展開した作品。亜人という人間のような姿ではあるが中身は人間ではないという生物が存在がいるとされている世界。主人公には関係ないと思っていたが実は自分自身がその亜人だったというところから物語が始まります。テロリストや刑事が出てきたりとダークファンタジーながらクライムサスペンス要素もありでオススメ。ただ、日本の3DCGがまだ少し粗い頃で若干作画が気になるかも…

エルフェンリート

  • 放送時期
    (CS放送)2004年7月 – 10月
    (地上波修正版)2005年4月 – 6月
  • Wikipedia
  • 制作会社 株式会社コモンセンス

〇声優
コウタ(cv.鈴木千尋)
ルーシー(cv.小林沙苗)
ナナ(cv.松岡由貴)
マリコ(cv.川上とも子)
ユカ(cv.能登麻美子)

〇あらすじ


ある日、研究所に隔離されていたディクロニウスの少女・ルーシーは、警備員のスキをついて拘束を破り、研究所室長・蔵間の秘書・如月を含め警備員ら23人をわずか5分で殺害し、研究所からの脱走を試みる。海に飛び込む直前に頭部を対戦車用徹甲弾で撃たれるも、幸い軽傷で済んだルーシーは海へ投げ出される。一方、大学に通うために親戚を頼って鎌倉にやってきた青年・コウタは、いとこのユカと共に由比ヶ浜を訪れた際、そこで浜辺に佇む全裸の少女を見つける。その少女は、海へ投げ出された後に由比ヶ浜に流れ着いたルーシーだった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー

少し古い作品ですが海外のファンも多くいた名作。二重人格の超能力者の少女と優柔不断な大学生のお話。グロ、児童虐待的な描写から今だったらアニメ化は難しいかも。そして同時に萌えキャラも存在するという作品で、そういう部分が海外の大きなお友達たちにうけたのかも。

デカダンス

〇声優
カブラギ(cv.小西克幸)
ナツメ(cv.楠木ともり)
ミナト(cv.鳥海浩輔)
クレナイ(cv.喜多村英梨)
ドナテロ(cv.小山力也)

〇あらすじ


突如として姿を現した未知の生命体《ガドル》により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた。生き残った人々は《ガドル》の脅威から身を護るため、全高3,000Mの巨大な移動要塞《デカダンス》を建造し、日々を暮らしていた。《デカダンス》に住まうのは、日夜《ガドル》と戦う戦士たち《ギア》と、戦う力を持たない《タンカー》たち。ガドルと戦う戦士《ギア》に憧れ、自らも《ギア》になることを夢見る《タンカー》の少女・ナツメは、ある日、無愛想なデカダンスの装甲修理人・カブラギと出会う。

公式サイトより

〇感想・レビュー

ネタバレになってしまうので説明は控えますが世界観や設定が練り込まれているなと感心してしまうアニメ。設定の斬新さだけでなく、少女ナツメの成長や、カブラギとの関係も見ていて楽しいです。

ドロヘドロ

〇声優
カイマン(cv.高木渉)
ニカイドウ(cv.近藤玲奈)
煙(cv.堀内賢雄)
心(cv.細谷佳正)
能井(cv.小林ゆう)他

〇あらすじ


魔法によって顔をトカゲにされてしまった記憶喪失の男、カイマン。本当の顔と記憶を取り戻すため、相棒のニカイドウと一緒に自分に魔法をかけた魔法使いを探し続ける。いったい自分は何者なのか……。

公式サイトより

〇感想・レビュー

原作の漫画はカルト的な人気で、一般層には認知度は低めですが18年も連載。魔法によって顔をトカゲにされてしまった記憶喪失の男が主人公ってだけでどういうこと?ってなります。公式HPにもカオス、混沌という言葉を使ってますがまさにそう。独特の世界観っていうのはまさにこういうやつです。萌えキャラもいませんが見ておくべき作品。続編アニメあることを期待しています。

無限の住人 IMMORTAL

〇声優
万次(cv.津田健次郎)
浅野凜(cv.佐倉綾音)
天津影久(cv.佐々木望)
凶戴斗(cv.鈴木達央)
黒衣鯖人(cv.花輪英司)他

〇あらすじ


武士というものがまだ存在していた江戸の世——。百人斬りと呼ばれた【不死身】の男がいた。その男の名は「万次」。万次は、父母を殺され復讐を誓う少女「凜」と出会う。凜は万次に、復讐の旅の用心棒になってくれないかと言う。初めは断る万次だが、凜に亡くした妹の面影を見た。一人では危うい凜の姿に、仕方なく手を貸すことに決める。しかし凜の仇は、剣の道を極めんとする集団——逸刀流。それは、不死身の万次すら追いつめる凄絶な死闘の始まりを意味していた。

公式サイトより

〇感想・レビュー

2回目のアニメ化です。あらすじは道場破り集団に親を殺された道場の娘、凛の仇討ちに万次という男が手を貸す復讐時代劇なのですが、どこがダークファンタジーなの?というと、この万次という男が不死身。切られても切られても回復するわけです。そして万次は様々な異形な武器を隠し持ち使いこなす。それだけ聞くと復讐なんて楽勝なんじゃ…?って思いがちなんですが、万次はそこそこ強いんですが、不死身なだけで武術の腕が最強ってわけじゃないんですね。武術の腕だけで言うと敵の方が最強なわけで、復讐も達成されるのか緊張感をもって見れるわけです。そして勧善懲悪と思われた中にも相手にも信念があり、正義がありと色々と深い大人向けダークファンタジーアニメです。