涙あり、笑いありの心温まるヒューマンドラマ映画を纏めました。
見終わった後、大切な人に優しくしたくなる…そんな作品をご紹介します!

ワンダー 君は太陽

〇キャスト
オーガスト(オギー)・プルマン( ジェイコブ・トレンブレイ)
イザベル・プルマン( ジュリア・ロバーツ)
ネート・プルマン( オーウェン・ウィルソン)
オリヴィア(ヴィア)・プルマン(イザベラ・ヴィドヴィッチ)
トゥシュマン先生( マンディ・パティンキン)
ブラウン先生( ダヴィード・ディグス)

〇あらすじ


10歳のオギー・プルマン(ジェイコブ・トレンブレイ)は、普通の子には見えない。遺伝子の疾患で、人とは違う顔で生まれてきたのだ。27回もの手術を受けたせいで、一度も学校へ通わずに自宅学習を続けてきたオギーだが、母親のイザベル(ジュリア・ロバーツ)は夫のネート(オーウェン・ウィルソン)の「まだ早い」という反対を押し切って、オギーを5年生の初日から学校に行かせようと決意する。

公式サイトより

〇感想・レビュー
この映画は、顔面に先天性のコンプレックスを抱えるオギーという男の子が主人公です。小学校に上がったオギーはコンプレックスである顔面から生徒のいじめの標的になる事は誰もが予想できるような状態でした。しかし、オギーの両親は「顔面をいつまでもコンプレックスと思わず前に進んで欲しい」とオギーの大好きな宇宙ヘルメットをかぶらせ、学校に行かせます。案の定ほかの生徒からちょっかいを出され孤立状態に。しかし、オギーの行動によってクラスメイトから徐々にオギーに対する視線も変わっていき・・・。日本でも問題になっている「いじめ」について今一度自分で考える、または、再度子供に教える良い機会になると思います。この映画を見ると、「日本でも海外でもいじめの理由やいじめる方法は変わらないんだな」と思います。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

〇キャスト
カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)
パーシー(エムジェイ・アンソニー)
マーティン(ジョン・レグイザモ)
イネズ(ソフィア・ベルガラ)
トニー(ボビー・カナヴェイル)

〇あらすじ


ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

公式サイトより

〇感想・レビュー
この映画は、ロサンゼルスの一流レストランに努める一児の父カール・キャスパーはある日、口コミで有名な評論家が来店した際にオーナーとその客に提供するメニューで口論になってしまい、店をやめます。次の職を探しているキャスパーはマイアミで絶品のキューバサンドウィッチに出会い、このサンドウィッチをフードトラックで移動販売することを思いつき、別れた元嫁、息子にはなし、無事フードトラックで移動販売を開始しました。このフードトラックによってキャスパーはアメリカの各地を回ることになります。そこに夏休みの息子を同席させ、今までレストラン時代では失っていた家族愛や料理への情熱を取り戻そうとしていきます。この映画を見るときはおなかがある程度満たされた状態での視聴をお勧めします。映画内で何度もおいしそうな料理が出てくるのでおなかが減ります。また、監督がマーベル作品に携わっていることもあり、劇中にマーベル俳優が出てくるのも見どころポイントの一つです。

最高の人生の見つけ方

〇キャスト
エドワード・コール(ジャック・ニコルソン)
カーター・チェンバーズ(モーガン・フリーマン)
トマス(ショーン・ヘイズ)
バージニア・チェンバーズ(ビヴァリー・トッド)
ホリンズ医師(ロブ・モロー)

〇あらすじ


勤勉実直な自動車整備工と、大金持ちの豪腕実業家。出会うはずのない二人が、人生の最後に病院の一室で出会った。お互いに人生の期限を言い渡されたという以外、共通点は何もない。そんな二人を結びつけたのは、一枚のリスト――棺おけに入る前にやっておきたいことを書き出した “バケット(ル:棺おけ)・リスト”だった。人生でやり残したことを叶えるために。棺おけに後悔を持ち込まないために。そして、最高の人生だったと心の底から微笑むために。残された時間は6か月。でも、まだ決して遅くない――!

ワーナー ブラザース ジャパン公式サイトより

〇感想・レビュー
たまたま病室で隣のベットになった億万長者と自動車整備士の話です。2人とも初老で先の人生はそんなに長くはありません。そんな中、2人は人生でやり残した、「やりたいことリスト」をもとに人生を謳歌し始めます。一代で莫大な資産を築いた傲慢なジャック・ニコルソン演じる億万長者と、家族を愛す心優しいモーガン・フリーマン演じる自動車整備士の2人が、正反対な生活や性格ですが、次第に友情が芽生えていく流れはとても胸が熱くなります。最初から最後まで楽しくも泣ける映画です。

ターミナル

  • 公開時期 2004年6月(日本公開2004年12月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)
アメリア・ウォーレン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)
フランク・ディクソン(スタンリー・トゥッチ)
レイ・サーマン(バリー・シャバカ・ヘンリー)
ジョー・マルロイ(シャイ・マクブライド)

〇あらすじ


アメリカ、ジョン・F・ケネディ国際空港の国際線ロビー、入国手続きゲートで奇怪な缶詰を手にしたクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。彼の母国のクラコウジアで、彼が乗った飛行機が出発した直後にクーデターが起こり事実上クラコウジア政府が消滅。そのため、彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されていたのだった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
異国の地から来た主人公・ビクターがアメリカの空港で足止めをされる物語です。トム・ハンクス演じるビクターは、アメリカに「ある理由」で入国をしようとします。しかし、彼の母国でクーデターが起こり、その対処としてアメリカ政府はパスポートを無効にしてしまいます。そのためビクターはケネディー国際空港で足止めを喰らいます。英語がわからず、コミュニケーションが取れない彼は、持ち前のセンスで空港でのサバイバル生活を生き抜きます。そんな中、空港での様々な個性的な人との出会いが、この映画を面白く、それでいて切なく感じられます。

フォレスト・ガンプ

  • 公開時期 1994年7月(日本公開1995年3月)
  • Wikipedia

〇キャスト
フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)
ミセス・ガンプ(サリー・フィールド)
ジェニー・カラン(ロビン・ライト)
ダン・テイラー(ゲイリー・シニーズ)
バッバ・ブルー(ミケルティ・ウィリアムソン)

〇あらすじ


アラバマ州グリーンボウに住むフォレスト・ガンプは普通の子供よりも知能指数の低い少年で、背骨が歪んでいるため脚装具を付けないとまともに歩けなかった。母親はそんな彼を、普通の子供と同じように育てたいと考え、女手ひとつで公立小学校への入学も勝ち取る。入学初日、バスのなかでは誰もフォレストを隣に座らせないが、ただひとりジェニーという女の子だけは彼のために隣の席を空け、以後2人は自然と仲良くなる。小学校でいじめの標的にされるフォレストだが、あるとき無我夢中で逃げているうちに脚装具を付けなくても歩けるようになり、むしろ自転車でも追いつけないほどの俊足を発揮しつづける。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
トムハンクス演じるフォレスト・ガンプの半生を、歴史的な瞬間とともに追っていく映画です。天然な主人公は、激動の時代を生き抜いていきますが、所々に映像などで見たことがあるアメリカの歴史的瞬間に巡り会えます。見ていて、「えっ、これ見たことある」なんてこともあるかもしれません。ふと、これはコメディー要素のある人生録かなと思うかもしれません。しかしうそんなに単純ではないのが、この映画の面白いところです。他の人と同じように悩み、また周りの人たちとともに成長していく過程が、涙あり笑いありの波乱万丈な人生映画になっています。

マイガール

  • 公開時期 1991年11月(日本公開1992年3月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ベーダ・サルテンファス(アンナ・クラムスキー)
トーマス・J・セネット(マコーレー・カルキン)
ハリー・サルテンファス(ダン・エイクロイド)
シェリー・デヴォート(ジェイミー・リー・カーティス)
ビクスラー先生(グリフィン・ダン)

〇あらすじ


ベーダは、葬儀所を経営する男やもめの父親ハリーと暮らす11歳の女の子。母親はベーダのお産で死んでおり、そのことで負い目と死に対する恐怖を感じている。ベーダは葬儀所へ来る遺体の死因を調べては、自分にもその症状があると思い、食事中に倒れた振りをしたり、診療所で医者を困らせたりしていた。そんなとき、美容師のシェリーが、葬儀所で働くことになった。ベーダは父と次第に接近して行くのが気になっている。幼なじみの男の子トーマスは、そんなベーダをよく理解しており、2人の恋を邪魔しに行くのにも付き添っていく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
10代の時に金曜ロードショーで初めて観ました。主人公の年齢と当時の自分の年齢と同じくらいでしたのでとても心に残っています。複雑な家庭環境、初恋、親友の死。多感な時期に一気にいろいろなことを経験。ただの悲しい物語ではなく、その先にある主人公ベーダのただの成長の物語でもあります。劇中で使われるサウンドトラックがとても良く、涙を誘います。主人公のベーダの幼馴染で親友役に、幼いころのマコーレカルキンが演じていて、とっても可愛いです。ゆえにラストは涙が止まりません。

海辺の家

  • 公開時期 2001年10月(日本公開2002年7月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ジョージ・モンロー(ケヴィン・クライン)
ロビン・キンボール(クリスティン・スコット・トーマス)
サム・モンロー(ヘイデン・クリステンセン)
アリッサ・ベック(ジェナ・マローン)
コリーン・ベック(メアリー・スティーンバージェン)

〇あらすじ


ジョージは、海が見える崖に立つ、古い家に住む変わり者。犬を放し飼いにしたり、崖から海に向かって放尿するなど、近所から煙たく思われている。ある日、彼は20年来勤めていた建築設計事務所から突然解雇を告げられる。怒り狂った彼は、自分が長年作った建築モデルを片っ端から壊し、オフィスを出るが、外で倒れてしまう。病院から帰ったジョージは離婚したロビンと息子サムに、このひと夏はサムと過ごし、この古い家を立て壊し、新しい家を建てるつもりだと告げる。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
一言で言ったら家族の再生ストーリーです。妻と離婚し、反抗期の息子にも嫌われている建築デザイナーのジョージ。あるひ会社の解雇と同時に末期がんが発覚し余命宣告されてしまいます。疎遠だった息子を強制的に呼び、長年の夢だった海辺の家を建て直していきます。その中で、取り巻く周りの人たちとのやり取りや、些細な会話を通して父と息子、そして妻の感情が変化していきます。その変化がとても繊細に描かれています。たとえ死ぬ直前でも人は変わることができる。人生に遅いことなんてないんだと、映画を通して教えられました。

私の中のあなた

  • 公開時期 2009年6月(日本公開2009年10月)
  • Wikipedia

〇キャスト
サラ・フィッツジェラルド(キャメロン・ディアス)
アナ・フィッツジェラルド(アビゲイル・ブレスリン)
キャンベル・アレクサンダー(アレック・ボールドウィン)
ブライアン・フィッツジェラルド(ジェイソン・パトリック)
ケイト・フィッツジェラルド(ソフィア・ヴァジリーヴァ)

〇あらすじ


アナ・フィッツジェラルドの姉ケイトは2歳のとき、急性前骨髄球性白血病を患う。しかし両親や兄の白血球の血液型であるHLA型は、ケイトと適合しない。ドナーを必要とするケイトのために、受精卵の段階で遺伝子操作を行ない、デザイナーベビーとして生まれてきたのがアナであった。まずはドナーへの負担がない臍帯血移植を行うが、その後もケイトが輸血や骨髄移植などを必要とするたびに、幼いアナは過酷な犠牲を強いられてきた。13歳を過ぎたアナは、ついに片方の腎臓の提供を求められる。ところがアナは提供を拒み、辣腕弁護士キャンベルを雇い、両親を相手取って訴訟を起こす。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
この映画は実話を元に描かれたストーリーです。白血病になった姉を助けるために、骨髄移植をする姉のドナーとして生まれてきた妹の話になっています。実際に裁判になった話です。小さなことからいろいろなことを犠牲にしてきた妹。自分は何のために生きているのか?という葛藤や、もうこれ以上苦しみたくない気持ちと、姉に生きていてもらいたい気持ち。姉妹愛だなんて言葉ではかたずけられない、二人の揺れ動く気持ちが鮮明にそして繊細に描かれている映画です。自分だったら?と置き換えて映画を観ることをおすすめします。

マイ・インターン

〇キャスト
ベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)
ジュールズ・オースティン(アン・ハサウェイ)
フィオナ(レネ・ルッソ)
マット(アンダーズ・ホーム)
ペイジ(ジョジョ・クシュナー)

〇あらすじ


華やかなファッション業界で成功し、結婚してプライベートも充実、現代女性の理想の人生を送るジュールズ。そんな彼女の部下にシニア・インターンのベンが雇われる。最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールズだが、いつしか彼の的確な助言に頼るように。彼の“豊かな人生経験”が彼女のどんな難問にもアドバイスを用意し、彼の“シンプルな生き方”はジュールズを変えていくー。そんな時、ジュールズは思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られることに!

公式サイトより

〇感想・レビュー
70歳のインターンであるベンが、ファッション会社に入社するところからすべてが始まります。若き女社長のジュールズは、仕事もプライベートも順調です。互いに少しづつ理解するようになるベンとジュールズ。やがて、ジュールズはある問題に直面し苦悩します。この映画の魅力は、ロバート・デ・ニーロの紳士っぷりです。70歳とは思えないぐらい、チャーミングでセクシーで、こんな男性が側にいてくれたらと思わせます。人生というのは、悩みや葛藤の連続です。そして、その時にアドバイスをしてくれる人というのは、素敵な財産なのだなと感じました。

グッド・ライ~いちばん優しい嘘~

〇キャスト
キャリー(リース・ウィザースプーン)
マメール(アーノルド・オーチェン)
ジェレマイア(ゲール・ドゥエイニー)
ポール(エマニュエル・ジャル)
ジャック(コリー・ストール)

〇あらすじ


カンザスシティーの職業紹介所で働くキャリーは、アフリカから到着したマメールと2人の仲間たちを空港まで迎えに行く。彼らは内戦で両親を亡くした、“ロストボーイズ”と呼ばれる難民たちだ。そつなく仕事をこなしてきたキャリーに与えられたのは、電話を見るのも初めての彼らを就職させるという、最難関のミッションだった。

公式サイトより

〇感想・レビュー
スーダン南部で暮らすマメールは、兵士達に両親を殺され孤児となってしまいました。子供達だけで歩いてエチオピアを目指します。途中、出会いや別れを経験しながら成長したマメールは、アメリカで働きながら大学に通います。この映画で描かれるのは、平和な国では経験しないであろう過酷な日々です。それでも、その中で見つける小さな喜びや幸せは、観ている人に自分のこれまでの人生や価値観を問いかけているように感じます。タイトルのいちばん優しい嘘の意味を知った瞬間。深い愛と優しさを感じます。

いまを生きる

  • 公開時期 1989年6月(日本公開1990年3月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)
ニール・ペリー(ロバート・ショーン・レナード)
トッド・アンダーソン(イーサン・ホーク)
ノックス・オーバーストリート(ジョシュ・チャールズ)
チャーリー・ダルトン(ヌワンダ)(ゲイル・ハンセン)

〇あらすじ


1959年、バーモントの全寮制学院ウェルトン・アカデミーの新学期に、同校のOBである英語教師ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任してきた。ノーラン校長(ノーマン・ロイド)の指導の下、厳格な規則に縛られている学生たちに、キーティングは「プリチャードの教科書なんか破り捨てろ」と言い放ち、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとする。キーティングの風変わりな授業に最初は戸惑う生徒たちだったが、次第に行動力を刺激され、新鮮な考えや、規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めていくのだった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
1959年。全寮制の男子校ウェルトン・アカデミーに赴任してきた英語教師キーティング。この学校の卒業生であるキーティングは、様々な事情を抱える生徒たちの心を変えていきます。最初は、キーティングの型破りなやり方に戸惑う生徒達ですが、次第にその考えに感銘を受けていきます。この映画の素晴らしいところは、人の良い面だけでなく、悪い面も洗いざらい描いていることです。今は亡きロビン・ウィリアムズの演技は、あまりにもリアルで次第にまるでドキュメンタリーを観ているような気持ちになります。

ボヘミアン・ラプソディ

〇キャスト
フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)
メアリー・オースティン(ルーシー・ボイントン)
ブライアン・メイ(グウィリム・リー)
ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)
ジョン・ディーコン(ジョゼフ・マゼロ)

〇あらすじ


1970年、ロンドン。ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ共にバンド活動をし、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名は<クイーン>に決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった…。

20th Century Studios公式サイトより

〇感想・レビュー
ウィ・ウィル・ロック・ユーなどの有名曲を出した超有名ロックバンド、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画。フレディの葛藤が丁寧に描かれています。もし彼が生きていたら隠したいであろう彼のセクシャルな部分も含め赤裸々に描いています。葛藤の上でのライブシーンの盛り上がりは、実際の映像も織り交ぜつつ全ての人を惹きつける素晴らしいシーンです。

ショーシャンクの空に

  • 公開時期 1994年9月(日本公開1995年6月)
  • Wikipedia

〇キャスト
アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)
エリス・ボイド・”レッド”・レディング(モーガン・フリーマン)
サミュエル・ノートン(ボブ・ガントン)
ヘイウッド(ウィリアム・サドラー)
バイロン・ハドリー(クランシー・ブラウン)

〇あらすじ


1947年、メイン州ポートランド。若くして銀行副頭取を務める優秀な銀行員アンドリュー・デュフレーン (アンディ)は、妻とその愛人を射殺した罪に問われる。無実を訴えるも終身刑の判決が下り、劣悪なショーシャンク刑務所への服役が決まる。ショーシャンクでは、長年服役する「調達屋」ことエリス・ボイド・レディング(レッド)が、もう何度目かとなる仮釈放の審査を受け、更生したことを訴えるがやはり却下される。レッドが落胆し部屋を出ると、アンディを含む新しい受刑者達が護送されて来る。孤立していたアンディはやがてレッドに声をかけ、鉱物採集の趣味のため小さなロックハンマーを注文する。それをきっかけにアンディはレッドと交友を重ね始める。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
名作中の名作。好きな映画ランキングなどでも必ず出てくるタイトルになるので知っている方も多いと思います。無実の罪で刑務所に入れられた元エリート銀行家と長年服役している受刑者との交流を描きます。刑務所ものの作品はドラマも映画も数多くありますが、その後の映画界ならずエンタメ全般に影響を与えた作品ではないでしょうか。

ブリグズビー・ベア

  • 公開時期 2017年7月(日本公開2018年6月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ジェームズ・ポープ(カイル・ムーニー)
テッド・ミッチャム、ブリグズビー・ベア、サン・スナッチャー(マーク・ハミル)
ヴォーゲル刑事(グレッグ・キニア)
グレッグ・ポープ(マット・ウォルシュ)
ルイーズ・ポープ(ミカエラ・ワトキンス)

〇あらすじ


25歳のジェームズは両親のテッドとエイプリルとともに地下の家に住んでいた。両親に外出を禁じられているジェームズにとって、外の世界との唯一の繋がりは『ブリグズビー・ベア』と呼ばれる教育番組だった。ジェームズは番組に夢中になり、すべての番組のテープや記念品で部屋を満たしていた。ある夜、密かに地下を抜け出して屋根の上にやってきたジェームズは、パトカーが家にやってきてテッドとエイプリルが逮捕され連行される姿を目撃してしまう。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
初めて見たのは飛行機の中でした。特に気にもせず見始めたのですが、どんどん引き込まれてしまって着陸するまでに3回もしてしまった。色々回り道や不幸はあれど、結局は人は愛なんだなと強く感じた作品でした。愛さえあれば、どんな境遇で育ったとしても幸せになるんだ!と声を大にして言いたくなる映画。見始めは「え?」と思うかもしれませんが大丈夫です。ブリグズリーベアの世界が始まりです。旅行から帰り、旦那と息子達に見せたら大絶賛ですぐ購入しました。どの世代が見てもそれぞれ感じるものがあり、とてもメッセージ性がある作品です。ぜひ見てほしい!

ジョー・ブラックをよろしく

  • 公開時期 1998年11月(日本公開1998年12月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ジョー・ブラック/コーヒーショップの青年(ブラッド・ピット)
ウィリアム“ビル”・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)
スーザン・パリッシュ(クレア・フォーラニ)
ドリュー(ジェイク・ウェバー)
アリソン・パリッシュ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)

〇あらすじ


ニューヨークのメディア会社の社長・ビルことウィリアム・パリッシュは、ある夜どこからともなく響いてくる声を聞いた。次の日、ビルは愛娘のスーザンとその恋人ドリューと共にヘリで仕事に向かっていた。ビルの「恋人を愛しているか?」との問いに、素っ気無い反応をする娘にビルは話す。「愛は情熱だ。その経験のない人生は意味のないものだ」と。そして、その日スーザンは仕事場近くのコーヒーショップで一人の青年と出会う。最近この街に越してきた、という青年の気さくな態度に好感をもつスーザン。その夜、家族と共に食卓を囲んでいたビルの脳裏にまた同じ声が聞こえてくる。「私に会えるよ・・・ビル」。声に導かれるまま来客を招き入れるとスーザンがコーヒーショップで出会った青年が居た。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
父親が娘を思う気持ちに心が揺さぶれっぱなし。娘側からしか見れなかった頃と、今親になり親側からの目線で見ると、ますます泣けます。どうにもこうにも涙腺が緩みっぱなしで、何度いても声を出して泣けてくる。おまけに、ブラピとクレア・フォラーニのあまりに夢のような素敵で理想的な出会いに、こちらまでニヤケてしまうくらいのシーン。人を好きになるって事は、例えどんな形になったとしても素敵な事なんだなと感じましたね。切なくて苦しくて胸が潰れそうになる瞬間が何度も何度もあり、気がつくと暖かい気持ちになっていました。アンソニーホプキンスの父親役、ほんとチャーミング!

ロッキー

  • 公開時期 1976年11月(日本公開1977年4月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)
エイドリアン(タリア・シャイア)
ポーリー(バート・ヤング)
ミッキー(バージェス・メレディス)
アポロ・クリード(カール・ウェザース)

〇あらすじ


アメリカの建国200年を目前に控えていた1975年。フィラデルフィアに暮らす三流ボクサーロッキー・バルボアは本業のボクシングによる賞金だけでは生活していくことができず、知人である高利貸しの取立人を請け負いながら日銭を稼ぐというヤクザな生活を送っていた。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
昔ながらのテンプレのヒーロー像の一つなのでしょうか。ワルだけどクズではなく女には真面目。ロッキーは今更説明する必要もない映画ですね。古い映画だからとなめちゃいけない。名セリフ【エイドリアーン】は胸が熱くなります。

いつか晴れた日に

  • 公開時期 1995年12月(日本公開1996年6月)
  • Wikipedia

〇キャスト
エリノア・ダッシュウッド(エマ・トンプソン)
マリアンヌ・ダッシュウッド(ケイト・ウィンスレット)
エドワード・フェラース(ヒュー・グラント)
ブランドン大佐(アラン・リックマン)
ジョン・ウィロビー(グレッグ・ワイズ)

〇あらすじ


貴族のダッシュウッド氏が亡くなった後、ダッシュウッド夫人と3人の娘、エリノア、マリアンヌ、マーガレットは、年500ポンドの遺産しか残されなかったことに愕然とする。ダッシュウッド氏は妻と娘たちの身を案じ、死ぬ間際に彼女たちを頼むと先妻との間の息子ジョンに頼んでいたにもかかわらず、ジョンの妻ファニーがそれを阻止してしまったのだった。ジョンとファニーは母娘が住んでいたノーランド・パーク邸に乗り込み、彼女たちを邪慳に扱うようになる。エリノアは、屋敷を訪れたファニーの弟エドワードと互いに好感を抱く。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
この作品はアメリカとイギリスの共同作品で舞台はイギリスですが、見た後にとても清々しさと優しさで、自然と涙が出て来るヒューマンドラマ映画です。特に注目なのは、タイタニックで有名になった女優、ケイトウィンスレットの有名になる前の作品という事です。この作品は、落ちぶれた女ばかりの田舎の貴族が誰か素敵な人との出会いを待っている、という単純な物語ですが、其れゆえに当時の女ばかりの貴族がどのような生活をしていてどのような悩みを抱えていたのかなどがとても共感でき心にしみます。美しい景色はいう事がないですが、その中で繰り広げられる生々しい人間ドラマがとてもリアルです。

ハンナモンタナ・ザ・ムービー

  • 公開時期 2009年4月(日本公開2010年2月)
  • Wikipedia

〇キャスト
マイリー・スチュワート/ハンナ・モンタナ(マイリー・サイラス)
リリー・トラスコット(エミリー・オスメント)
オリバー・オーケン(ミッチェル・ムッソ)
ジャクソン・スチュワート(ジェイソン・アールズ)
ロビー・レイ・スチュワート(ビリー・レイ・サイラス)

〇あらすじ


実は全米で大人気のポップスター”ハンナ・モンタナ”という秘密を持ちながら、普通の女の子として高校生活を送っているマイリー・スチュワート(マイリー・サイラス)。リリーの16歳の誕生日プレゼントを買うために、入った靴屋でスーパーモデル、タイラ・バンクスと靴をめぐり大ゲンカ。それもハンナ・モンタナの姿で…。呆れたロビー(ビリー・レイ・サイラス)は、マイリーを故郷のナッシュビルに連れて行き、反省の意味を込めて自分自身の原点を見つめ直すチャンスを与える。果たして、マイリーは、再び”ハンナ・モンタナ”としてみんなの前に戻ってくるのか…。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
もともとディズニーチャンネルの連続ドラマだった物語の映画版ですが、コメディ中心のドラマと異なり映画版は、田舎に帰ってきた主人公が本当の自分を取り戻す、という設定で、若い10代の女の子の葛藤が感じられて良いです。素直になれない自分、幼馴染との恋、また両親の再婚相手との微妙な関係など、ところどころ笑い要素ありで、それでもほろ苦く懐かしい気持ちになれるとても良い作品です。また、細いモデル体型の主人公ではなくはつらつと健康的な体型のマイリーサイラスがとても身近な10代らしくて可愛いです。

ダウントン・アビー

  • 公開時期 2019年9月(日本公開2020年1月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ロバート・クローリー(ヒュー・ボネヴィル)
コーラ・クローリー(エリザベス・マクガヴァン)
メアリー・タルボット(ミシェル・ドッカリー)
ヘンリー・タルボット(マシュー・グッド)
イーディス・ペルハム(ローラ・カーマイケル)

〇あらすじ


テレビドラマシリーズの終了時点から1年半後の1927年に始まる。イギリス国王ジョージ5世とメアリー王妃夫妻がヨークシャーへの行幸啓途中で、クローリー家の邸宅であるダウントン・アビーを訪問するという通知が、ロバートとコーラのグランサム伯爵夫妻に来る。ロバートの母で先代グランサム伯爵夫人のバイオレットは、王妃の女官でロバートの従妹であるレディ・モード・バグショーも一行の中にいると知る。バグショー家とクローリー家は、モードの財産の相続を巡って揉めていた。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
元は人気ドラマだった作品を映画化したものですが、イギリスの上流階級の世界をアメリカがドラマ・映画化したとして話題になった作品です。豪華な衣装で、主人公としてメインで登場する貴族の人生はもちろんですが、その貴族の生活を支えているメイドや執事の人生も丁寧に描かれているのでとてもドラマティックで予想外の展開に驚かされます。時として厳しい判断を下し、今までの暮らしが変わっていく中でも強くたくましく生きていこうとする人の姿に心を打たれる作品でもあります。

LEON

  • 公開時期 1994年12月(日本公開1995年3月)
  • Wikipedia

〇キャスト
レオン・モンタナ(ジャン・レノ)
マチルダ・ランドー(ナタリー・ポートマン)
ノーマン・スタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)
トニー(ダニー・アイエロ)
ジョセフ・ランドー(マイケル・バダルコ)

〇あらすじ


ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のレオンは、プロの殺し屋として、レストランの店主のトニーを介した依頼を完璧に遂行する日々を送っていた。ある日、「仕事」帰りのレオンはアパートの隣室に住む少女マチルダと知り合う。彼女の顔にアザがあったことからレオンは「どうした?」と聞くが、マチルダは「転んだ」と答えた。「大人になっても人生はつらいの?」と尋ねるマチルダに、レオンは「つらいさ」と答える。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
バイオレンスな作品ながらもあえてヒューマンドラマ作品として紹介したい。リュックベッソン作品です。ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマンと全員がめちゃくちゃカッコいい。特にゲイリー・オールドマンのイカレた演技は当時いろんな役者さんが真似しているところです。今の時代ですと12歳の少女とおっさんの話なんてと眉をひそめる人もいるかも知れませんが、弱さの象徴的な存在と捉えてみてもらえると。

クロエ

  • 公開時期 2010年3月(日本公開2011年5月)
  • Wikipedia

〇キャスト
クロエ(アマンダ・サイフリッド)
デヴィッド・スチュアート(リーアム・ニーソン)
キャサリン・スチュアート(ジュリアン・ムーア)
アンナ(ニーナ・ドブレフ)
マイケル・スチュアート(マックス・シエリオット)

〇あらすじ


大学教授の夫と息子の3人で幸せな人生を歩んできたキャサリンだったが、ある日、夫の携帯電話に教え子との浮気を思わせるメールを見つけてしまう。疑心暗鬼にかられたキャサリンは、偶然知り合った若く美しい娼婦のクロエに夫を誘惑させ、夫がどんな行動を取るかを報告させようとするが……。

https://eiga.com/movie/56047/より引用

〇感想・レビュー
女医としてはたらいている女性と、高級娼婦として働く若い女性が偶然出会い、そこから女医の方の女性が、若い方の女性に夫が浮気をするかどうかけしかけることを依頼するというもの。もともと浮気を疑っていたのもあり、後日にまんまと引っかかったことを聞かされショックを受けます。ところが、それだけでは終わらないのがこの映画の面白いところです。事態は急展開を迎えます。最後の最後まで目が離せない映画です。人間関係の難しさ、相手を信じることや、裏切ること。そう言った部分がしっかりと描けている映画です。

ビッグ・フィッシュ

  • 公開時期 2003年12月(日本公開2004年5月)
  • Wikipedia

〇キャスト
エドワード・ブルーム(回想)(ユアン・マクレガー)
エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)
ウィル・ブルーム(ビリー・クラダップ)
サンドラ・ブルーム(ジェシカ・ラング)
ジェニファー・ヒル / 魔女(ヘレナ・ボナム=カーター)

〇あらすじ


身重の妻ジョセフィーンと暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。彼の父エドワード・ブルームは自らの人生を巧みに語って、聞く人を魅了するのが得意だ。ウィル自身も幼い頃は父の奇想天外な話が好きだったが、年を取るにつれそれが作り話であることに気づき、いつしか父の話を素直に聞けなくなっていた。そんなある日、母サンドラから父が病で倒れたと知らせが入る。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
ティム・バートン監督作品の映画です。バートンが万人うけの感動作品を作ったとされる今作。バートンらしい映像とユーモラス、ファンタジックな見せ方が感動を誘います。現実か空想だったのか、ディムバートンらしい素晴らしい作品。

ザ・エージェント

  • 公開時期 1996年12月(日本公開1997年5月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)
ロッド・ティドウェル(キューバ・グッディング・Jr)
ドロシー・ボイド(レネー・ゼルウィガー)
アヴェリー・ビショップ(ケリー・プレストン)
フランク・クッシュマン(ジェリー・オコンネル)

〇あらすじ


有能なスポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、高価な年俸のみを追求する会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するがあっさりとクビになってしまう。彼に好意を抱き、彼の提案書にも共感をする同僚だったドロシーと共に会社を立ち上げ、仕事の成功のために努力していくが、その中で「本当に重要なものは何か」を知ることになっていく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
選手と所属チームの橋渡しをし契約を結ぶスポーツエージェントであるトム・クルーズ演じる主人公が、ある時拝金主義の会社に疑問を持ち意見するもクビになり、彼に好意を持つヒロインとともに新しい会社を立ち上げます。そこから苦労しながらヒロインや契約選手などの周りの人々と交流し、成長していく映画です。主人公が悩みながら失敗しながらも大切なことに気付き、喜びや悲しみなどを糧に成長してたどり着く結末は、見る人に深い満足感を与えるとともに大きな感動を呼び起こすでしょう。作風は全体的に明るく、トム・クルーズの大げさな身振りなどは見ていて楽しめますし、脇役も個性的なキャラクターが揃っていて大変面白いです。また、ヒロインを演じるレネーゼルヴィガーがとてもキュートな点もこの映画のポイントです。

レインメーカー

  • 公開時期 1997年11月(日本公開1998年6月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ルディ・ベイラー(マット・デイモン)
ケリー・ライカー(クレア・デインズ)
レオ・F・ドラモンド(ジョン・ヴォイト)
デック・シフレット(ダニー・デヴィート)
ブルーザー・ストーン(ミッキー・ローク)

〇あらすじ


弁護士志望のルディは、ブルーザーの弁護士事務所に雇われ、白血病を患ったドニーへの保険金の支払いをめぐり大手保険会社グレート・ベネフィットと法廷で争いながら将来の進路を考え始める。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
法廷小説で有名なジョン・グリシャム原作の作品です。若き弁護士が医療訴訟で巨大企業と法廷で闘う作品です。正義感溢れる主人公役をマット・デイモンが、ヒロインをクレア・デインズが演じています。虐げられている原告依頼人を助けようと苦闘する主人公。ですがやり手のベテラン弁護士を雇った企業はとても手強く、あの手この手で妨害をかけてきます。それを頭をふり絞り、仲間に助けられつつはねのけていく姿はとてもかっこいいですし、依頼人と交流しともに笑いともに悲しみともに怒る姿を見ていると自然と目頭が熱くなります。その過程で主人公がどのようなことを経験し、どう成長し、どのような結末を迎えるかは、是非この映画を見て皆さんに確かめてほしいです。今でも繰り返し見る私のお気に入り映画です。「レインメーカー」。この言葉の意味を映画鑑賞後もう一度考えてみると面白いかもしれません。それと極めて個人的な感想なのですが、この頃のクレア・デインズの可愛さは並ぶものがないと今でも思っています。

グッドウィルハンティング/旅立ち

  • 公開時期 1997年12月(日本公開1998年3月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ルディ・ベイラー(マット・デイモン)
ケリー・ライカー(クレア・デインズ)
レオ・F・ドラモンド(ジョン・ヴォイト)
デック・シフレット(ダニー・デヴィート)
ブルーザー・ストーン(ミッキー・ローク)

〇あらすじ


フィールズ賞受賞者でマサチューセッツ工科大学数学科教授のジェラルド・ランボーは、数学科の学生たちに代数的グラフ理論の難問を出す。世界屈指の優秀な学生たちが悪戦苦闘する中、いとも簡単に正解を出す者が現れた。その人物は学生ではなく、大学でアルバイト清掃員として働く孤児の青年ウィル・ハンティングであった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
幼少時の体験から非行を度々行ってしまう天才青年がある精神科医と出会い、カウンセリングを通しながら交流し、自分の心を見つめ成長し、大切なことに気付いていくという内容の映画です。主人公をマット・デイモン、親友をベン・アフレック、精神科医をロビン・ウィリアムズが演じています。この作品は話の内容自体も面白いのですが、登場人物の演技がとても素晴らしいのも特徴であり、鑑賞していると彼らの一つ一つのしぐさから目を離すことが出来なくなります。気が付くとそれぞれの登場人物に感情移入してしまい、主人公や周りの人々の苦悩や悲しみ喜びをともに味わい自然と涙を流してしまう事でしょう。エンディングのスタッフロール中は満足の溜息を吐くこと間違いなしの名作です。また、私はこの映画で初めてベン・アフレックを知ったのですが、彼の親友としての演技はずば抜けていると思います。言葉は変ですがベストオブべスト親友役と言ってもいいでしょう。彼の演技を是非皆さんに見てもらいたいですね。