背筋が凍ってしまうような日本のオススメホラー映画をご紹介します!
映画を見終わった後に背後から感じるその視線…勘違いではないかもしれませんよ…

貞子3D

〇キャスト
鮎川茜(石原さとみ)
安藤孝則(瀬戸康史)
貞子(橋本愛)
中村正彦(高橋努)
榎木(染谷将太)

〇あらすじ


主人公・鮎川茜が教師を務める女子高では、ニコニコ動画上で生放送されるという「呪いの動画」が噂になっていた。動画は、ある男が首を絞められる映像が流れ、最後に「お前じゃない」という声が聞こえ、それと共に閲覧者が死ぬというものだった。動画は放送後に削除されるも、今なおゲリラ的にウェブ上でアップロードされ続けているという。

Wikipedia

〇感想・レビュー
一見ホラー映画としては評価が低いかもしれません。でもなぜお勧めするかをこれからお話ししたいと思います。まず、あの有名な貞子がついに、本当に画面から飛び出しちゃうの⁉︎というハラハラドキドキ感がありつつ、そのハラハラドキドキ感をいい意味でも悪い意味でも(笑)覆すユーモアさ、これは是非一度ご自身の目で確かめて頂きたい。ホラーが苦手な方で貞子だから絶対怖いじゃん・・・と思っている方にもお勧めできます!クスッと笑えちゃうところもあったりでホラー初心者さんにもお勧めです。

https://www.youtube.com/watch?v=gcZe0jDj7J4

呪怨

〇キャスト
仁科理佳(奥菜恵)
徳永仁美(伊東美咲)
遠山いづみ(上原美佐)
千春(市川由衣)
佐伯伽椰子(藤貴子)

〇あらすじ


ある日、ついに剛雄は猛烈な虐待の果てに伽椰子を惨殺。カッターで彼女の喉や全身を切り裂き、2階に一時放置した。この時点では伽椰子は絶命に至っておらず、半死半生のまま這って階段下まで降りて逃げたのだが、追ってきた剛雄にとどめを刺された。父の連日の虐待で傷付いていた俊雄は、この現場を2階の手すりの間から目撃したため押入れに隠れる。押入れに隠れている最中に俊雄は、母親によって「向こう側の世界」に連れて行かれた。剛雄は数日後に伽椰子に呪い殺され、変死体で発見された

Wikipedia

〇感想・レビュー
まさにこれぞ日本のホラー。観る人みんなが声をあげて’’怖い’’と言います。もし自分があの幽霊達に出くわしてしまったら・・・と考えるだけでもゾッとします。なんでこのタイミングで・・・なんでそんな見た目なの、見られてるだけで怖いわ・・・と、誰もが’’怖い’’と感じるポイントをうまく突いている箇所が盛り沢山なホラー映画です。シリーズはなんと6作に加え、貞子VS伽耶子と言う作品もあります。貞子ファンの方にもお勧めできます。呪怨シリーズだけで一夏を乗り越えられそうな勢いですね。

来る

〇キャスト
野崎和浩(岡田准一)
田原秀樹(妻夫木聡)
田原香奈 (黒木華)
田原知紗(志田愛珠)
比嘉琴子(松たか子)

〇あらすじ


オカルトライター・野崎のもとに相談者・田原が訪れた。最近身の回りで超常現象としか言いようのない怪異な出来事が相次いで起きていると言う。田原は、妻・香奈と幼い一人娘・知紗に危害が及ぶことを恐れていた。野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴とともに調査を始めるのだが、田原家に憑いている「何か」は想像をはるかに超えて強力なモノだった。

東宝公式サイトより

〇感想・レビュー
この映画は今までのホラーの概念を覆すようなそんな作品だと思います。姿話見えないのに・・・やはり目に見えないものというのは恐ろしいなとつくづく思い知らされます。そして見終わった後もしっかり胸糞悪い。この胸糞悪さこそホラー映画を観たなと一番感じる感情だと思います。またこの映画のキャストさんが実に名優揃いで素晴らしい。普段絶対に見ることのできない俳優さん達の演技や姿も観ることができるので、それだけでも観る価値があると思います。

CURE

〇キャスト
高部賢一(役所広司)
間宮邦彦(萩原聖人)
佐久間真(うじきつよし)
高部文江(中川安奈)
宮島明子(洞口依子)

〇あらすじ


渦中の高部は、精神を病んでいる妻との生活と、進展しない捜査に翻弄されて疲弊してゆく。やがて、加害者たちが犯行直前に出会ったとされる男の存在が判明する。男の名は間宮邦彦。記憶障害を患っており、人に問いかけ続けるその言動は謎めいていた。そんな間宮の態度が高部をさらに追いつめていく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
CUREという映画はマイナーなのですがすごくおすすめできます。ジャンルとしてはサイコホラーになってくるのですが、とにかく事件が気持ち悪くて不気味です。とにかく犯人がサイコキラーすぎてとても怖くてハラハラする展開が多いです。コメディ要素もたまにあってそことのバランスも少しあって良かったです。また、キャラクターの描き方も上手くて人物描写もしっかりとされているので感情移入しやすいようになっている点も面白いです。

悪の教典

〇キャスト
蓮実 聖司(伊藤英明)
片桐 怜花(二階堂ふみ)
安原 美彌 (水野絵梨奈)
夏越 雄一郎(浅香航大)
早水 圭介(染谷将太)

〇あらすじ


蓮実聖司は、生徒から“ハスミン”という愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師。 学校やPTAの評価も高く、いわば「教師の鑑」とも呼べる存在だったが、それはすべて仮面に過ぎなかった。 彼は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)だったのだ。 蓮実は自らの目的のためには、それが最善の策であれば、たとえ殺人でも厭わない。学校が抱える様々なトラブルや、自分の目的の妨げになる障害を取り除くために、いとも簡単に人を殺していく。 そして、いつしか周囲の人間を自由に操り、学校中を支配しつつあった。

公式サイトより一部抜粋

〇感想・レビュー
サイコホラーのジャンルになるのですが、すごく温厚で優しそうな先生が実はサイコキラーというお話。ターゲットがどんどん変わって行ってその度にドキドキする展開になってくるのでとても面白いです。先生という立場に人間が本当は恐ろしい二面性があるという恐怖もあります。演技が上手いので覚めることなく恐怖に没頭できます。

https://www.youtube.com/watch?v=10ssNsCJX2w

リング

〇キャスト
浅川 玲子(松嶋菜々子)
高山 竜司(真田広之)
高野 舞 (中谷美紀)
大石 智子(竹内結子)
倉橋 雅美(佐藤仁美)

〇あらすじ


某テレビ局のディレクターである浅川玲子は、都市伝説にまつわる取材の中で、見た者を1週間後に死に至らしめる「呪いのビデオ」に関わったと噂される男女が、数日前に奇怪な死を遂げた自分の姪、大石智子と同日の同時刻に死亡していることに気づく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
「リング」とても有名な日本のホラー映画ですが、わかりやすい幽霊やお化けが出てきて怖い、というよりは静かな時間の中で突然起こる異常気象、大きな音、何なのか正体のわからない恐怖に追いつめられる人間の様子がとてもゾワゾワします。また、ただ単に気味が悪くて怖いだけではなく、呪いの真相が物語を追うごとにわかってきて悲しい女性の人生が関わっており、それが日本の心霊体験をリアルにしていて、気味悪さを増幅しています。

八つ墓村

〇キャスト
寺田辰弥(萩原健一)
金田一耕助(渥美清)
森美也子 (小川真由美)
多治見久弥(山崎努)
多治見春代(山本陽子)

〇あらすじ


寺田辰弥は首都圏空港で航空機誘導員をしていたが、ある日の新聞尋ね人欄の記述により、大阪北浜の法律事務所を訪ねることになった。体にあった火傷の痕で辰弥は尋ね人本人と認められるが、そこで初めて会った母方の祖父であるという井川丑松は、その場で突然、苦しみもがき死んでしまう。辰弥は、父方の親戚筋の未亡人である森美也子の案内で生れ故郷の八つ墓村に向かうことになった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
古い家や古い家系、複雑な親戚関係、田舎の風習などジメジメとしたその地域の独特なイメージと怪奇現象が結びついて、なんでもないシーンもどこかにホラーが隠れているのではないかと疑いながら見てしまうので、常に緊張感で心臓バクバクです。何度かリメイクされていますし、パロディにも使われたりもしている本作ですが今でも語り継がれるホラーの名作ゆえです。

らせん

〇キャスト
安藤満男(佐藤浩市)
高野舞(中谷美紀)
山村貞子 (佐伯日菜子)
伊熊平八郎(伴大介)
安藤利恵子(加倉井えり)

〇あらすじ


東京都監察医の安藤満男は、不注意から我が子を死なせた自責に苛まれる日々を過ごしていた。ある日、彼は変死した友人・高山竜司の解剖を担当する。死因は、心臓近くの冠動脈に発生した肉腫によって、血流が停止したことによる心不全。解剖が終わり、安藤は胃の内容物に「不審な物」が混ざっていると報告を受ける。その紙片には、暗号らしき数列が書かれていた。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
「らせん」リングの続編とも言える作品ですが、貞子の恐ろしさが狂気化されています。リングの場合はまだ貞子の正体が分かっておらず、らせんでは正体が明らかになった貞子の呪いが発揮されていくといった印象です。リングの時はホラーの序盤で、らせんで本格化したという感じです。得体のしれない恐怖ではなく、正体がわかったうえにどこで襲い掛かってくるかが、らせんの恐怖の中心になっています。リングとは打って変わって攻撃的なホラーと言える作品。

貞子

〇キャスト
安藤満男(佐藤浩市)
高野舞(中谷美紀)
山村貞子 (佐伯日菜子)
伊熊平八郎(伴大介)
安藤利恵子(加倉井えり)

〇あらすじ


心理カウンセラーの茉優(池田エライザ)のもとに、ひとりの記憶障害の少女が入院してくる。
やがてその少女は、1週間前に公営団地で起きた放火事件の犯人・祖父江(ともさかりえ)が人知れず生み育てていた子供であることが判明。少女と真摯に向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始めるー。

公式サイトより

〇感想・レビュー
私はこの映画を観て湿気のある季節が何故か嫌になりました。この映画は観ていて何故か嫌な感じがする雰囲気や怖さ、ドキドキ感が感じます。映像の雰囲気も湿気が強い日のジメッとした感じが上手く表現されており、そういう感情を抱きながら作品を観ることが出来ます。

樹海村

〇キャスト
天沢響(山田杏奈)
天沢鳴(山口まゆ)
阿久津輝 (神尾楓珠)
鷲尾真二郎(倉悠貴)
片瀬美優(工藤遥)

〇あらすじ


人々を戦慄させる禍々しい古くから伝わる強力な呪いを、いびつな木々や地を這う根が生える、不気味で壮大な樹海の奥深くに封印した。――13年後。姉妹の響と鳴の前に、あれが出現。そして、樹海で行方不明者が続出する。自ら向かったのか?それとも魔の力に吸い寄せられているのか?

公式サイトより

〇感想・レビュー
正直この作品を観て後悔しました。私はソロ登山が趣味なのですが、登山でも朝駆け登山、早朝に日が昇る前に頂上までに到達し、頂上から朝日を観るという事を特に好んで登山をしておりましたが、この作品を見てからソロでの朝駆け登山が出来なくなりました。今も自殺の名所として知られる富士の樹海を舞台にしておりますが、その様子は登山道のある山と瓜二つなのです。また、ストーリーが更に怖さを掻き立てる内容です。絶対に検索してはいけない言葉として話題になった「コトリバコ」を取り上げ、その呪いと富士の樹海を巡る謎に迫りますが怖すぎます。

カメラを止めるな!

〇キャスト
日暮隆之(濱津隆之)
​​​日暮真央(真魚)
日暮晴美 (しゅはまはるみ)
神谷和明(長屋和彰)
細田学(細井学)

〇あらすじ


ある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。​本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!​大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。

公式サイトより

〇感想・レビュー
ゾンビ映画を撮影している一団。ですが、なかなか撮影は進まず、険悪なムードが漂います。おまけに、撮影している場所が曰く付きの場所だとわかり、更に空気が悪くなっていきます。そこに、本物のゾンビが襲いかかってきます。この映画の怖いところは、まるでこれが実際に起きているように感じるところです。臨場感のあるカメラワークでまるで自分も一緒に逃げ回っているような感覚になります。これは、現実なのか映画なのかがわからないところに怖さがありいわゆるB級ホラーと呼ばれる作品ではありますが、一般にも話題になった作品です。

貞子vs伽椰子

〇キャスト
倉橋有里(山本美月)
​​​高木鈴花(玉城ティナ)
上野夏美 (佐津川愛美)
常盤経蔵(安藤政信)
珠緒(菊地麻衣)

〇あらすじ


2つの呪いを解くために、霊媒師・経蔵(安藤政信)はある秘策を企てる。それは、貞子と伽椰子を激突させ、同時消滅させるという驚くべき計画だった!「呪いの家」で「呪いのビデオ」を見るという恐るべき作戦を有里と鈴花に指示するが、その先には想像を絶する旋律の事態が待ち受けていた。

公式サイトより

〇感想・レビュー
「リング」シリーズの貞子と、「呪怨」シリーズの伽椰子。この2人が戦うという、まさかの作品です。それぞれの作品で、観ている人を恐怖のドン底へと突き落としてきたこの2人。そして、この2人の戦いに巻き込まれることとなる大学生の倉橋有里と高校生の高木鈴花。呪いを解くための方法とはいえ、あまりにも突拍子のない発想に、先が全くわかりません。最後の最後では、更なる恐怖が待っていて、見終わった後はただただ怖くて仕方ありません。

学校の怪談

〇キャスト
小向伸一(野村宏伸)
篠田亜樹(遠山真澄)
篠田美夏 (米澤史織)
中村研輔(熱田一)
瀬川将太(塚田純一郎)

〇あらすじ


夏休みを翌日に控えた、一学期終業式の日の夕方。小学2年生の美夏は、忘れた絵の具箱を取りに学校に戻っていた。するとそこで美夏は、サッカーボールが自分を導くように旧校舎へと転がっていく不思議な光景を目撃する。旧校舎は取り壊しが決まって立ち入り禁止になっていたが、お化けが出ると子供たちの間で噂になっていた。しかし、美夏はボールにつられて中へと入ってしまい、そしてトイレの中で何者かに襲われてしまう。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
夏休みを控えた教室では、旧校舎に出るという幽霊の話題で盛り上がっていました。篠田美夏はあることから、旧校舎へと足を踏み入れてしまいます。なかなか戻らない美夏を心配し、姉の亜樹が旧校舎へ向かうと、そこで不思議な模様を書く少年と出会い、やがて不思議な現象に遭遇していきます。お子さんとも一緒に観られるホラー映画ながら、リアルさではかなりのものがあります。学校という、誰もが馴染みのある場所で起こる出来事だからこそ、見終わった後はゾゾッとしてきます。

仄暗い水の底から

〇キャスト
松原淑美(黒木瞳)
浜田邦夫(小日向文世)
松原(浜田)郁子 (菅野莉央)
河合美津子(小口美澪)
弁護士・岸田(小木茂光)

〇あらすじ


離婚調停中であり、娘・郁子の親権を夫・邦夫と争っている淑美は生活を立て直そうと、郁子と一緒に新しいマンションに引っ越す。しかし、そこは雨漏りが酷い、水道水が不味い、上階の子供の足音がよく響くなど不具合が多く、また彼女は何か不穏なものを感じていた。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
団地住まいの方は観ない方がいいというぐらいおすすめのホラー映画です。建てられてそれなりの年月が経過している団地って不気味なものがあります。単純に建物が老朽化していて不気味だったりしますけど、曰くつきの物件である可能性もあるんですよね。特にこういう団地はちょっとワケありの人が入っていたりします。だからこそ色んなトラブルが起こりますし、もし自分が住んでいる家に過去何かあったとしたら…なんて考えてしまう作品です。

犬鳴村

〇キャスト
森田奏(三吉彩花)
森田悠真(坂東龍汰)
成宮健司 (古川毅)
籠井摩耶(宮野陽名)
西田明菜(大谷凜香)

〇あらすじ


臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。「わんこがねぇやに ふたしちゃろ~♪」奇妙なわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される不可解な変死…。それらの共通点は心霊スポット【犬鳴トンネル】だった。「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た…」突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか?全ての謎を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…!

公式サイトより

〇感想・レビュー
「犬鳴村」は2020年に公開された、清水祟が監督した作品です。こちらは、福岡県の心霊スポットである犬鳴トンネルと、都市伝説をおり交ぜた作品となっています。本作品では、「犬鳴トンネル」の向こうとこちら側が重要となっています。特にびっくりさせるようなシーンはありませんでしたが、なんとなく郷愁感をあおられる印象的な作品です。こちらには、恐怖回避バージョンもあるので、ホラー映画が苦手な方にもおすすめです。

ミスミソウ

〇キャスト
野咲 春花(山田杏奈)
相場 晄(清水尋也)
小黒 妙子 (大谷凜香)
南 京子(森田亜紀)
佐山 流美(大塚れな)

〇あらすじ


半年前、父親の仕事の都合で東京の学校から大津馬村の大津馬中学校に転校して来た野咲春花は、クラスメイトからの壮絶なイジメに遭っていた。春花は家族に心配を掛けまいとイジメに遭っていることを隠し、中学校卒業までの残り2カ月間を必死に耐えようとするが、春花へのイジメは悪化の一途を辿るばかり。遂にイジメを知った家族の勧めで春花が登校拒否を行ったある日、イジメっ子達が彼女の家に乗り込み両親と妹に危害を加え、家を放火するという事件が起こる。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
ミスミソウという映画はサイコホラーというジャンルになるのですが、主人公が陰湿でひどい虐めにより狂っていく様子が本当に恐ろしい。どんな状況でも復讐をしつづけていく狂った彼女なのですが、原因はひどい虐めからですから、ホラーのよくある理不尽な胸糞悪い感じはありません。むしろちょっとヤラれて当然とまで思ってしまうかも。

着信アリ

〇キャスト
中村由美(柴咲コウ)
山下弘(堤真一)
水沼菜々子 (清水聖波)
丘(岸谷五朗)
土屋里奈(伊藤かな)

〇あらすじ


女子大生・中村由美(柴咲コウ)の友人でもある岡崎陽子や河合ケンジが、謎の死の予告電話によって次々と不可解な死亡を遂げていく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
リング、呪怨などジャパニーズホラーが盛り上がっていた時期の作品です。着信アリ。携帯電話が一般化して新しいホラーのツールとして使われ始めました。チェーンメール的な理不尽さが理由がわからず恐怖を倍増させます。謎解き的なところもあり最後までダレることなく見ることができる作品。

クロユリ団地

〇キャスト
二宮明日香(前田敦子)
笹原忍(成宮寛貴)
二宮勲 (勝村政信)
二宮佐智子 (西田尚美)
二宮聡(佐藤瑠生亮)

〇あらすじ


13年前から謎の死が続いているクロユリ団地に、そうとは知らずに家族と一緒に引っ越してきた若い女性・明日香は介護士を目指している。隣の部屋から響く不気味な音に悩まされる。公園で出会った少年・ミノルは本当のおじいちゃんじゃない人と一緒に暮らしていると語る。

公式サイトより

〇感想・レビュー
そこで13年前から謎の死が続いていることを知らずに、クロユリ団地に引っ越してきた二宮明日香とその家族が、様々な怪奇現象に襲われるという話です。いきなり目覚ましが鳴り出す、明らかに人の気配がする(が実際には誰も居ない)といったような現象が毎日のように起こり、その原因を非科学的な考えも含めて特殊作業員の笹原忍と一緒に追究していきます。最後まで目が離せない展開が続く良作。

リアル鬼ごっこ

〇キャスト
佐藤翼(石田卓也)
佐藤愛(谷村美月)
佐藤洋 (大東俊介)
佐藤益美(渡辺奈緒子)
王様(柄本明)

〇あらすじ


全国で最も多い苗字である佐藤姓の人物が変死する事件がおきていた。そんな中、不良の佐藤翼は対立グループの佐藤洋に捕まったが、気が付いた彼は別の平行世界、パラレルワールドに飛ばされていた。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
さる国の国王が自分と同じ「佐藤」という苗字の人間が多過ぎることを嫌い、国中の佐藤姓の人間を殺してしまおうと企み、「リアル鬼ごっこ」を開催することになりました。開催期間は1週間で、毎日23時から24時になるまでの間、佐藤姓の人間は問答無用でハンターに追われることになり、逃げるにあたって乗り物を使ってはならず、自分の足だけで逃げなくてはいけないという荒唐無稽な話ながらハンター用の佐藤姓感知装置など面白い道具も色々と登場し、残忍なシーンだけでなく物語としても先が気になる展開が続きます。

トリハダ劇場版

〇キャスト
高林ひかり(谷村美月)
美香(宮崎美穂)
由美子 (木南晴夏)
孝史 (古川雄輝)
横田(笹野鈴々音)

〇あらすじ


美子(木南)はマンションと駅の間にあるトランクルームを借りていた。夜、荷物を置きに行くと、斜め向かいのトランクルームを使っている男と遭遇し…。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
トリハダ劇場版の感想ですがありきたりなホラーは見飽きた時に見たという事もあってかなり怖いと感じた作品でした。身近に起きるかもしれないというのがさらにその恐怖感を出していたと思います。幽霊等が怖いという感じではないのがこれの良いところ。確かにどうしても作り物感はありますが怖さのベクトルを普通のホラー映画とは違う感じで描いたからこその怖さがあると思いました。幽霊ではもう怖がれない人におすすめの映画。

地獄少女

〇キャスト
閻魔あい(玉城ティナ)
骨女(橋本マナミ)
一目連 (楽駆)
輪入道 (麿赤児)
市川美保(森七菜)

〇あらすじ


怨みを晴らしてくれるというサイト〈地獄通信〉の都市伝説に沸く女子高生たち、そのグループになじめず、浮かない表情を浮かべる、市川美保。大好きなアーティスト、魔鬼(マキ)のライブで知り合った南條遥の奔放さに魅了された美保は、居場所のない教室から逃げるように、一緒に魔鬼のコーラスのオーディションを受ける。だが、受かったのは遥だけだった。やがて遥は美保に冷たくなり、様子がおかしくなっていく。心配した美保は、魔鬼が遥を<儀式>の生贄にしようとしていることを知る。遥を奪い、その命までも奪おうとする魔鬼を地獄送りにするため、美保は〈地獄通信〉にアクセスするが─。

公式サイトより

〇感想・レビュー
理不尽そのものといった感じがこの地獄少女という作品だと思います。基本人間が怖いというのを描いていますが、それだけでなく、なんでこういう展開になるのかという理不尽さという怖さを感じる映画となっています。普通のホラー映画とは明らかに違っていて登場人物達の行動がそのまま結果に繋がるというありきたりなホラー映画とは違います。ある意味人生を描いた作品とも言える不条理さを見れて妙なリアルさを感じる作品です。

放送禁止 洗脳 邪悪なる鉄のイメージ

〇あらすじ


あることがきっかけで強い洗脳を受けた元主婦、江上志麻子。彼女を襲った、幸せな家庭を壊した本当の真実とは?全てを明らかにするため、志麻子の脱洗脳を試みる心理セラピスト 小田島霧花。志麻子の親友であり、ビデオ・ジャーナリストの鷲巣みなみが、洗脳を解く過程をカメラで追う。そこに映し出された恐るべき事実とはー。

公式サイトより

〇感想・レビュー
フェイクドキュメンタリーという新しいホラーを見せてくれた映画で何も知らないでいきなり見た時はこれは何なのかという気持ちにさせられる神格のホラーを楽しめると思いました。不気味さは一級で事前情報なしで見た時の衝撃はすさまじいです。その独特の雰囲気は他の映画にはないものがあります。リアルさを追求した作品だから怖い映画の代表と言っても過言ではないです。こんなことが自分の身にも起きるかもという怖さがある作品です。