泣くという行為は人間にとってストレス解消法の中でも特に有効と言われています。
日々の生活で心が乾いてしまっていませんか?ここでは新旧の泣けるアニメをご紹介します。
思いっきり涙を流して、心を潤わせましょう!

聲の形

〇声優
石田将也(cv.入野自由)
西宮硝子(cv.早見沙織)
西宮結絃(cv.悠木碧)
永束友宏(cv.小野賢章)
植野直花(cv.金子有希)
佐原みよこ(cv.石川由依)
川井みき(cv.潘めぐみ)
真柴智(cv.豊永利行)

〇あらすじ

“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。

公式サイトより

〇感想・レビュー
映画作品「聲の形」は感動するアニメとして不朽の名作。「聲の届かない」つまり「耳の聞こえない」少女・西宮硝子の周りで起こる物語です。主人公は石田将也という少年ですが、硝子との関係はとても複雑。その複雑な関係や周りの人々との間で起こるトラブル、いろいろな葛藤と戦う2人が描かれています。また、他の登場人物もとてもキャラクターが強くテンポも良いため、見ていて常に飽きない作品です。複雑な関係ながらも、リアリティのある現実的な問題からとても感情移入しやすく、物語に入り込めます。

魔法少女まどかマギカ

〇声優
鹿目まどか(cv.悠木碧)
暁美ほむら(cv.斎藤千和)
巴マミ(cv.水橋かおり)
美樹さやか(cv.喜多村英梨)
キュゥべえ(cv.加藤英美里)
佐倉杏子(cv.野中藍)

〇あらすじ


大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常の中で暮らす一人。ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。

公式サイトより

〇感想・レビュー
女の子がフリフリの服を着て魔法少女。大きなお友達が喜びそうなアニメだなと思われがちなこのアニメですが、見たらそんな感想吹き飛びます。主人公のまどかはちょっとしたきっかけでその戦いに巻き込まれていきますが、健気に自分の使命を全うしていきます。世の中を救うため魔法少女たちを救うため。しかし次から次へと救いのない真実が明らかにされていきます。魔法少女たちが真実を知ったところからラストシーンまではアニメ史にも残る名シーン。あれは泣きます。

最終兵器彼女

〇声優
シュウジ(cv.石母田史朗)
ちせ(cv.折笠富美子)
テツ(cv.三木眞一郎)
ふゆみ(cv.伊藤美紀)
アケミ(cv.杉本ゆう)
アツシ(cv.白鳥哲)

〇あらすじ

北海道の田舎町に住む高校生・シュウジとちせは付き合い始めたばかり。ある日、国籍不明の敵に札幌が空襲される。必死に逃げるシュウジの上空で謎の物体が突如現れ、敵を次々と襲撃していく。それは、体から羽根と巨大な武器を生やしたちせであった。
とてつもない破壊力を持つ最終兵器に改造され、戦争へと駆り出されていくちせ。それを見守ることしかできないシュウジ。
突きつけられた重い現実を彼らはどう受け止めていくのか?そして二人の恋の行方は…。

公式サイトより

〇感想・レビュー
【いいひと。】で有名な高橋しん氏の作品。タイトルの通り彼女が戦争の最終兵器になるというお話。説得の最終兵器などの比喩的表現でなく巨大な武器を生やした本物の最終兵器になります。高橋しん氏の作品らしくほんわかした作風なのにだんだんと切ない話になっていきます。そのギャップが涙を誘うのです。作品としてはかなり前の作品なので多少作画が古く感じるかもしれませんが、見ておくべき傑作です。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

〇声優
ヴァイオレット・エヴァーガーデン(cv.石川由依)
クラウディア・ホッジンズ(cv.子安武人)
ギルベルト・ブーゲンビリア(cv.浪川大輔)
カトレア・ボードレール(cv.遠藤 綾)
ベネディクト・ブルー(cv.内山昂輝)
エリカ・ブラウン(cv.茅原実里)
アイリス・カナリー(cv.戸松 遥)

〇あらすじ

とある大陸の、とある時代。大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――。街は人々の活気にあふれ、ガス灯が並ぶ街路にはトラムが行き交っている。ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく。

公式サイトより

〇感想・レビュー
泣けるアニメとして真っ先に名前が挙がるのが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。一言でいうと、常に感動しっぱなしで心に刺さる作品です。その感動する要素として、物語の世界観と美しいグラフィックの2つが挙げられます。「武器」として感情を持たないまま育ち、戦後を生きる少女の優しくもあり厳しい日常を非常に美麗なグラフィックで描かれています。個人的にアニメの作画としてはトップと言えるクオリティであり、その切ない世界観に没入することができます。そして、主人公の少女・ヴァイオレットの話に加え、一話単位で登場する人物のエピソードなども非常にボリュームを感じるため、とても満足できる作品。

CLANNAD,CLANNAD AFTER STORY(2期)

〇声優
岡崎朋也(cv.中村悠一)
古河 渚(cv.中原麻衣)
藤林 杏(cv.広橋 涼)
藤林 椋(cv.神田朱未)

〇あらすじ

進学校に通う高校3年生の岡崎朋也は、無気力な毎日を送っている。毎日同じことの繰り返し。周りのみんなのように学校生活を楽しむこともできず、毎日遅刻ばかり。そのためか、校内では浮いた存在になっていた。ある日、朋也は学校まで続く坂道の下で、一人の少女と出会う。

公式サイトより

〇感想・レビュー
「CLANNAD」、「CLANNAD AFTER STORY(2期)」は非常に衝撃的かつとても心に残る名作中の名作。10年以上前の作品であり、さらに話数が非常に多いのですが、それでも一度は見てほしいと思える作品。主人公・岡崎朋也の半生を描いた作品であり、学生時代~社会人時代までいろいろな要素にリアリティがあり、深く考えさせられます。特に後半に行くにつれ、物語はどんどんと深い部分へと進んでいくため、絶対に最後まで見てほしい作品です。最後まで見終わった後、しばらくCLANNADロスになるような中毒性、膨大なボリュームを兼ね備えた作品です。

ダイの大冒険

  • 放送時期
    初回版 1991年10月 – 1992年9月
    リメイク版 2020年10月 – 現在
  • 公式サイト https://dq-dai.com/
  • 制作会社 東映アニメーション株式会社

〇声優 (リメイク版)
ダイ(cv.種﨑 敦美)
ポップ(cv.豊永 利行)
マァム(cv.小松 未可子)
ヒュンケル(cv.梶 裕貴)
レオナ(cv.早見 沙織)

〇あらすじ

かつて、魔王ハドラーにより苦しめられていた世界は、「勇者」と呼ばれた一人の剣士とその仲間たちの手により平和を取り戻した――時は流れ…。魔王から解放されたモンスターたちが暮らす南海の孤島・デルムリン島。島唯一の人間であり、勇者に憧れる少年「ダイ」は、モンスターたちと平和に暮らしていた。だが、その暮らしも、魔王ハドラーの復活により一変する。
師との約束、仲間との出会い、逃れられぬ宿命…再び危機が訪れた世界を救うため、勇者を目指す少年・ダイの冒険が始まるー!

公式サイトより

〇感想・レビュー
ダイの大冒険は、ダイがポップなど仲間たちと大魔王バーンに対して成長して打倒していく物語ですが、この物語ではそれだけではなく、師弟関係の愛、友との友情や親子の愛など人間味溢れるところがあり随所で泣けます。序盤のハドラーとアバン先生の戦い。これは30年近く前の作品ですが今でも語り継がれるほどの名場面。またポップの人間的成長が昔ながらに熱い展開で泣けてくるのです。

鬼滅の刃

〇声優
竈門 炭治郎(cv.花江夏樹)
竈門 禰豆子(cv.鬼頭明里)
我妻 善逸(cv.下野紘)
嘴平 伊之助(cv.松岡禎丞)

〇あらすじ

時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を子とした鬼を討つため、鬼狩りの道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす哀しき兄弟の物語が、今、始まるーー!

公式サイトより

〇感想・レビュー
感想を言うまでもなくアニメを探している人であれば必ず通る道。劇場版は、日本の興行収入記録を塗り替え、海外でも大人気でした。ブームの始まりは第一期の19話の作画が神作画だとネットで話題になり、一気に火が付き社会現象にまでなりました。見てないのでしたらとりあえず見ておくべき作品です。

進撃の巨人

〇声優
エレン・イェーガー(cv.梶 裕貴)
ミカサ・アッカーマン(cv.石川由依)
アルミン・アルレルト(cv.井上麻里奈)
リヴァイ(cv.神谷浩史)

〇あらすじ

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた・・・。まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。エレンは仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。彼らを「家畜」と呼ぶエレン。エレンを「異物」と感じる人々。だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も突如として崩れ去ってしまう……。

公式サイトより

〇感想・レビュー
「進撃の巨人」は心の琴線に触れるものがあり気づいたら泣いてしまいました…時には残酷過ぎて泣き、時には傷付いて泣き、そして納得と理解からくる涙や、感嘆と共に出る涙もありました。それぞれのキャラクターの立場と想いになって考えてみたときに、自分の中でもコロコロ意見が変わったり、物の見え方が変わっていく感覚がとても面白いです。後半は主人公のエレンだけではなく、環境や政治的な意味合いも深まり、抽象化されます。一人の目線ではなく、全体を通してそのアニメを俯瞰させられることによって、お話の理解度も深まります。
劇場版、実写化といいメディア展開も広がり海外含め鬼滅の前の社会現象アニメというとこのアニメでしょう。しかしながら第一期から第二期まで時間がかかりすぎた…第二期以降は若干盛り上がりに欠けました。とはいえ作品のクオリティは高いままです。

薄桜鬼

薄桜鬼 碧血録 2010年10月-12月
薄桜鬼 黎明録 2012年7月-9月

〇声優
雪村千鶴(cv.桑島法子)
土方歳三(cv.三木眞一郎)
沖田総司(cv.森久保祥太郎)
斎藤一(cv.鳥海浩輔)
藤堂平助(cv.吉野裕行)
原田左之助(cv.遊佐浩二)

〇あらすじ

幕末、文久三年から物語は始まる。主人公・雪村千鶴は江戸育ちの蘭方医の娘。父・綱道は京で仕事をしており離れて生活をしていた。ある日、父との連絡が取れなくなり心配になった千鶴は、男装をして京の町を訪れる。そこで千鶴はある衝撃的な場面に遭遇し、新選組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、交わる新撰組の隠された秘密。幕末を駆け抜ける男達の生きるための闘いが繰り広げられる。

wikipediaより

〇感想・レビュー
「薄桜鬼」このアニメは、はっきり言って登場人物のほとんどが死にます。これは、新撰組をテーマにしているだけあって、わかりきっていたことではありますが、なんとも寂しいものです。ひとりひとりの終わり方が丁寧に描かれていて、儚さや美しさもあり、気づけば大号泣していること間違いなしでしょう。基本的には、ほのぼのしたシーンもあったり、笑えるシーンも沢山あるので、悲しいのは最後らへんのみ。楽しめるからこそ、最後が悲しいとも言えるかもしれません。それぞれのキャラクターが個性豊かでまた魅力的なので、観ていてとても楽しいです。

東京グール

〇声優
金木 研(cv.花江夏樹)
霧嶋 董香(cv.雨宮天)
芳村 功善(cv.菅生隆之)
月山 習(cv.宮野真守)

〇あらすじ

人を喰らう怪人“喰種(グール)”がのさばる東京。 日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。  読書好きの平凡な大学生・金木研(カネキ ケン)は、通いつめる喫茶店「あんていく」にて、自分の好きな作家・高槻泉(タカツキ セン)の小説を愛読する神代利世(カミシロ リゼ)と出会う。  それが自らの運命を大きく変えることになるとは知らずに…。  人間の命を奪い、喰い、生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は――?

公式サイトより

〇感想・レビュー
「東京グール」第一話のラストから衝撃的な幕開けをするアニメです。独特の世界観と空気が流れており、そのせいでどんどん引き込まれていくでしょう。人を食べるグールという恐ろしい存在、そして、そんなグールと人間のハーフになってしまうカネキという主人公。どちらの立場の気持ちもわかるからこそ、どちらの味方にもなれるという主人公が可愛らしく、そして切ないものがあります。お互いが憎み合い、殺し合う世界線なので、板挟みになってしまうカネキ。仲間がどんどん失われていく孤独感や理不尽な出来事を経験することで、主人公もどんどん変化していきます。切なくて泣けてきます。

コードギアス 反逆のルルーシュ

  • 放送時期
    第1期 2006年10月 – 2007年3月/7月 
    第2期 2008年4月 – 9月
  • 公式サイト http://www.geass.jp/
  • 制作会社 株式会社サンライズ

〇声優
ルルーシュ・ランペルージ(cv.福山潤)
枢木スザク(cv.櫻井孝宏)
C.C.(シーツー)(cv.ゆかな)
紅月カレン(cv.小清水亜美)
ナナリー・ランペルージ (cv.名塚佳織)

〇あらすじ

超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。

公式サイトより

〇感想・レビュー
谷口悟朗監督作品。重厚な練りに練られたプロット。物語には登場しない裏の設定も盛りだくさんあるだろうと想像に難くありません。
間違いなく日本のアニメ史に残る名作。今見るとキャラデザが少し古く感じてしまうかもしれませんが、このストーリーの前には関係ありません。ファンタジーアニメであり、SF、ロボットアニメであり、戦争アニメであり、そして最後には涙が止まらない。最後のワンシーンまで見逃すことはできないアニメです。

fate zero

  • 放送時期
    第1期 2011年10月 – 12月
    第2期 2012年4月 – 6月
  • 公式サイト https://www.fate-zero.jp/
  • 制作会社 ユーフォーテーブル有限会社

〇声優
衛宮切嗣(cv.小山力也)
セイバー(cv.川澄綾子)
アイリスフィール(cv.大原さやか)
遠坂時臣(cv.速水奨)
アーチャー(cv.関智一)
言峰綺礼(cv.中田譲治)
アサシン(cv.阿部彬名)
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト(cv.山崎たくみ)
ランサー(cv.緑川光)
ウェイバー・ベルベット(cv.浪川大輔)
ライダー(cv.大塚明夫)
雨生龍之介(cv.石田彰)
キャスター(cv.鶴岡聡)
間桐雁夜(cv.新垣樽助)
バーサーカー(cv.置鮎龍太郎)

〇あらすじ

奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の魔術師が七人の 英霊を召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇……聖杯戦争。三度、決着を先送りにされたその闘争に、今また4度目の火蓋が切って落とされる。それぞれに勝利への悲願を託し、冬木と呼ばれる戦場へと馳せ参じる魔術師たち。だがその中でただ独り、己の戦いに意味を見出せない男がいた。彼の名は――言峰綺礼。運命の導きを解せぬまま、綺礼は迷い、問い続ける。なぜ令呪がこの自分に授けられたのか、と。
だが戦いの運命は、やがて綺礼を一人の宿敵と巡り合わせることになる。それが――衛宮切嗣。誰よりも苛烈に、誰よりも容赦なく、奇跡の聖杯を求め欲する男だった。

公式サイトより

〇感想・レビュー
ダークファンタジーアニメの傑作。ソシャゲも大ヒットしました。英霊達の歴史の重みというかその人達の自分達の国、歴史への想いというのがしっかり演出されていて、作画も細部までしっかり描かれているのでこちらも最後までのめり込むことができました。このアニメは本当にとにかくエンディングテーマが素晴らしい。エンディングに入る時に、重くのしかかったものが解放され感動がぶわっとあふれます。

ちはやふる

〇声優
綾瀬千早(cv.瀬戸麻沙美)
綿谷 新(cv.細谷佳正)
真島太一(cv.宮野真守)
大江 奏(cv.茅野愛衣)
西田優征(cv.奈良 徹)
駒野 勉(cv.代永 翼)

〇あらすじ

小学生6年生の綾瀬千早が出会ったのは、福井から来た転校生・綿谷 新。大人しくて無口な新には、意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、夢中になって札を払う新の姿に衝撃を受ける。

公式サイトより

〇感想・レビュー
物語自体はいたってシンプルです。少女漫画のスポ根アニメです。少女マンガだけあって繊細な表情や繊細な感情表現はスポーツやなにかの競技に対する熱意を表現するのにとても合う気がします。主人公の千早が頑張る姿はとても胸に響いて感動します。そして、競技かるたという競技はシンプルながらとてもわかりやすいです。シンプルな競技だからこそその一挙手一投足から熱意が伝わってくるんです。登場人物がそれぞれ個性やバックグラウンドがありそれがしっかりと表現されていて、色々なものを背負いながら競技かるたに打ち込む姿はとても感動的でした。

この世界の片隅に。

〇声優
北條すず(cv.のん)
北條周作(cv.細谷佳正)
黒村径子(cv.尾身美詞)
黒村晴美(cv.稲葉菜月)
北條円太郎(cv.牛山茂)
北條サン(cv.新谷真弓)
水原哲(cv.小野大輔)

〇あらすじ

18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。そして、昭和20年の夏がやってくる――。

公式サイトより

〇感想・レビュー
のほほんとしてマイペースで絵を描くことが好きなすずさん。知り合いが誰もいない呉へお嫁に行って義姉さんにキツく当たられてものらりくらりと過ごしいた前半の日常パートは思わず戦争のアニメだということを忘れて観てしまいます。しかし昭和20年の4月、5月、6月と夏が近づくにつれて不穏な空気が漂ってきます。見ている人たちはこの後広島と長崎に起こることを知っているので観るのがどんどん辛くなると思います。ゆるいタッチで描かれる戦争の話は実際に起こったことの残酷さをより一層際立たせているように思えました。人間が過去に起こしてしまった過ちを忘れないように二度と繰り返さないように色々なことを考えさせてくれる良い作品でした。【この世界の片隅に】これ以上ないタイトルです。

プラスティック・メモリーズ

〇声優
水柿 ツカサ(cv.内匠靖明)
アイラ(cv.雨宮天)
絹島 ミチル(cv.赤﨑千夏)
ザック(cv.矢作紗友里)
桑乃実 カヅキ(cv.豊口めぐみ)
コンスタンス(cv.日野聡)
縹 ヤスタカ(cv.津田健次郎)
シェリー(cv.愛美)
山野辺 タカオ(cv.飛田展男)
土器 レン(cv.拝真之介)
海松 エル(cv.上坂すみれ)

〇あらすじ


現代より少し科学が進んだ世界。18歳の”水柿ツカサ”は、大学受験に失敗したものの、親のツテのおかげで世界的な大企業SAI社で働くことになった。SAI社は、心を持った人型のアンドロイド、通称『ギフティア』を製造・管理する企業で、ツカサはその中でも、ターミナルサービスという部署に配属される。だがそこは、寿命を迎えるギフティアを回収するのが業務という、いわゆる窓際部署。しかもツカサは、お茶汲み係をしているギフティアの少女”アイラ”とコンビを組んで仕事をすることになってしまう…。

公式サイトより

〇感想・レビュー
アンドロイドが実用化された近未来の設定です。主人公(ツカサ)が親のコネで、アンドロイド(ギフティア)を製造・管理する大企業SAI社に就職します。ツカサは「ギフティア」の寿命を迎える寸前のギフティアを回収する部署「ターミナルサービス課」に配属されます。そして仕事のパートナーになったアイラもギフティア。人間よりも大幅に短い時間で寿命を迎えるギフティア。たった一度きりの時間から紡がれる「心と記憶」の恋愛の物語です。1クールでちょうどいい長さで音楽も良くてアイラとツカサ、それぞれの心情にどんどん感情移入していき毎話観るのが辛くなってくると思います。先が見えながらも前向きにひたむきに生きるってのがどんなに大切かを感じることでしょう。

弱虫ペダル

  • 放送時期
    第1期 2013年10月 – 2014年6月
    第2期 2014年10月 – 2015年3月
    第3期 2017年1月 – 6月
    第4期 2018年1月 – 6月
  • 公式サイト http://yowapeda.com/
  • 制作会社 株式会社トムス・エンタテインメント

〇声優
小野田坂道(cv.山下大輝)
今泉俊輔(cv.鳥海浩輔)
鳴子章吉(cv.福島潤)
手嶋純太(cv. 岸尾だいすけ)
青八木一(cv.松岡禎丞)
杉元照文(cv.宮田幸季)
鏑木一差(cv.下野紘)
段竹竜包(cv.羽多野渉)
古賀公貴(cv.中村悠一)
杉元定時(cv.市来光弘)
寒咲幹(cv.諏訪彩花)
寒咲通司(cv.諏訪部順一)
橘綾(cv.潘めぐみ)

〇あらすじ


千葉県総北高校に入学した小野田坂道は、大好きなアニメグッズを買う為に、毎週アキバまで、往復90㎞の道のりをママチャリで通っていた。高校生になったらアニ研に入って友達を作ろうと思っていた坂道だが、なんとアニ研は人数が集まらず廃部になっていた。落胆する坂道の前に、ロードレーサーの今泉俊輔が現れて…。

公式サイトより

〇感想・レビュー
運動音痴の主人公の小野田が高校で自転車競技部に入り、自転車の才能を開花させていく物語。このアニメは様々なキャラクターの人間性、生い立ちにスポットを当てているので、感情移入がしやすくそのストーリーに心揺れてしまいます。他にもロードレースのゴール争いなど熱くなる名シーンが多く、過去に何かに打ち込んだことがあるような人には特に登場人物の台詞が心に響くと思います。なかなかアニメで涙を流さない私もゴールした瞬間の感動で涙を流してしまいました。キャラクターが魅力的で女性人気の高いアニメです。

ワンピース

  • 放送時期 1999年 – 現在
  • 公式サイト https://one-piece.com/
  • 制作会社 東映アニメーション株式会社

〇声優
モンキー・D・ルフィ(cv.田中 真弓)
ロロノア・ゾロ(cv.中井 和哉)
ナミ(cv.岡村 明美)
ウソップ(cv.山口 勝平)
サンジ(cv.平田 広明)
トニートニー・チョッパー(cv.大谷 育江)
ニコ・ロビン(cv.山口 由里子)
フランキー(cv.矢尾 一樹)
ブルック(cv.チョー)
ジンベエ(cv.宝亀 克寿)

〇あらすじ


歴史上でただ一人〝偉大なる航路(グランドライン)〟を制覇した、〝海賊王〟ゴール・D・ロジャー。富、名声、力の全てを手に入れたという彼が、処刑直前に放った一言が、世界をゆるがせた。『おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやる。探せ! この世の全てをそこに置いてきた』その言葉は大きなうねりを生み、多くの猛者たちを海へと駆り立てた。
〝海賊王〟が残した〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟をめぐり、ある者は野望、ある者はロマンを求めて、海賊たちは信念の旗の下に戦い、名を上げていく。波乱と冒険に満ちたそんな時代に、1人の少年が〝海賊王〟をめざして、大海原へ乗り出したーー!!

公式サイトより

〇感想・レビュー
言わずと知れた1996年から20年以上連載されている少年漫画の傑作。長期連載されており様々な魅力的な要素が散りばめられています。また多くの伏線がありその伏線回収を考察するyoutuberの動画を見たり、自分なりにそれを友達と語り合ったりなど様々な楽しみ方ができます。このアニメは死を扱うことは少ないのですが死によって様々なキャラクターが悲しみ、涙する姿を見れば感動すること間違いないです。他にも戦闘シーンなどかっこいいシーンがたくさんあり、主人公のルフィが過去の敗戦を糧にして多くの敵に立ち向かっていく姿も心躍らされます。非常に長いので見てない人が見るとしたら年単位で見ることになるかもですね。。。

ソードアートオンライン

〇声優
キリト(cv.松岡禎丞)
アスナ(cv.戸松遥)
ユイ(cv.伊藤かな恵)
シリカ(cv.日高里菜)
リズベット(cv.高垣彩陽)
クライン(cv.平田広明)
エギル(cv.安元洋貴)
サチ(cv.早見沙織)
茅場晶彦(cv.山寺宏一)

〇あらすじ


2022年。人類はついに完全なる仮想空間を実現した。VRMMORPG「ソードアート・オンライン」のプレイヤーの一人であるキリト。SAOの世界を満喫していた彼は、ログインした他の1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。それは、ゲームをクリアすることだけが、この世界から脱出する唯一の方法であるということ。そして、このゲーム内でゲームオーバーは、現実世界での”死”を意味すること。それが、このゲームでの恐るべき全貌であった。キリトは、いち早くこのMMOの”真実”を受け入れ、パーティーを組まないソロプレイヤーとして、終わりの見えない死闘に身を投じていく……。

公式サイトより

〇感想・レビュー
異世界転生とは違いますが、ゲーム内に入り込んでいくという設定の走りのアニメです。今ではありがちが設定ですが、当時としては斬新な設定でした。一時期ソシャゲのアカウント名で主人公と同じ名前キリトとしている人が多かったことを思い出します。続編として今でも定期的にアニメ化されていますからそれだけ根強い人気がある作品。定番アニメですから見てない人が見ておくことをおすすめします。

リズと青い鳥

・公開時期 2018年4月
・公式サイト http://liz-bluebird.com/
・制作会社 株式会社京都アニメーション

〇声優
リズ(cv.本田望結)
少女(cv.本田望結)
鎧塚 みぞれ(cv.種﨑敦美)
傘木 希美(cv.東山奈央)
中川 夏紀(cv.藤村鼓乃美)
吉川 優子(cv.山岡ゆり)
剣崎 梨々花(cv.杉浦しおり)
黄前 久美子(cv.黒沢ともよ)

〇あらすじ


鎧塚 みぞれ 高校3年生 オーボエ担当。傘木 希美 高校3年生 フルート担当。希美と過ごす毎日幸せなみぞれと、一度退部をしたが再び戻ってきた希美。中学時代、ひとりぼっちだったみぞれに希美が声を掛けたときから、みぞれにとって希美は世界そのものだった。みぞれは、いつかまた希美が自分の前から消えてしまうのではないか、という不安を拭えずにいた。そして、二人で出る最後のコンクール。自由曲は「リズと青い鳥」。

公式サイトより

〇感想・レビュー
高校の吹奏楽部の物語でみぞれと希美という二人のメインキャラクターの心情を描いた映画です。とても泣ける映画でした。キャラクターのデザインが皆可愛くて映像もとても綺麗でした。舞台はほぼ高校の中だけですし派手な展開もないのですが、それだけ心理描写がしっかり描かれていて心情が伝わってきました。相手に嫉妬してしまう感情だったり、嫌われないように演じたり思春期に感じていたような心情が蘇ってきました。二人がお互いに感じていた葛藤みたいなものが最後に開放されてラストシーンはボロ泣きでした。全編を通して静謐な空気感で完全に魅せられました。

君の名は

・公開時期 2016年8月
・公式サイト http://www.kiminona.com/
・制作会社 株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム

〇声優
立花 瀧(cv.神木隆之介)
宮水 三葉(cv.上白石萌音)
奥寺 ミキ(cv.長澤まさみ)
宮水 一葉(cv.市原悦子)
勅使河原 克彦(cv.成田凌)
名取 早耶香(cv.悠木碧)
藤井 司(cv.島﨑信長)
高木 真太(cv.石川界人)
宮水 四葉(cv.谷花音)

〇あらすじ


千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。
一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。
繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。二人は気付く。「私/俺たち、入れ替わってる!?」

公式サイトより

〇感想・レビュー
社会現象にもなり、当時の興行収入記録をどんどん塗り替えた新海誠監督作品。 新海誠監督 の作品でいうと新境地と言えるでしょう。大衆に迎合したといえばそれまでかもしれませんが、良いものは良い。もちろん今までの深海誠監督らしい思春期のもどかしい感じも大好物ですが、幅広くうけるアニメとはこういうことなのでしょう。初めて見た時に最初はただの恋愛アニメだなと思って見始めていたのですが見ていくうちにどんどん事態が変わってきて完全に心をつかまれました。ラストシーンはいいおじさんが泣いてしまいました。映像はとても綺麗で特に色が綺麗でキラキラと輝いていてそれだけで心が洗われるようでした。キャラクターも主人公は美男美女で感情移入させられました。ストーリーは秀逸で面白くて引きつける魅力がありました。泣けるシーンが多くて時々入る笑いシーンの配分も良かった。劇中歌をこれでもかと入れてくるのですが全然邪魔ではなくてそれどころか映画を盛り上げることに成功していました。傑作アニメだと思います。

かぐや姫の物語

・公開時期 2013年11月
・公式サイト https://www.ghibli.jp/kaguyahime/
・制作会社 株式会社スタジオジブリ

〇声優
かぐや姫(cv.朝倉あき)
捨丸(cv.高良健吾)
翁(cv.地井武男)
媼(cv.宮本信子)

〇あらすじ


この地で、ひとりの女性が生きた。笑い、泣き、喜び、怒り、その短い生の一瞬一瞬にいのちの輝きを求めて。数ある星の中から、彼女はなぜ地球を選んだのか。この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。姫が犯した罪とは、その罰とはいったい何だったのか──。日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された人間・かぐや姫の真実の物語。

公式サイトより

〇感想・レビュー
高畑勲監督の作品。とても長いアニメですが見て良かったと思うはず。絵が独特と感じますが味があってその優しい雰囲気が◎。かぐや姫を育てる両親の愛にあふれる姿勢が胸が熱くなります。かぐや姫が色んなことに悩みながらもすくすくと成長していく姿は胸を打たれるものがありました。音楽もシーンにあっていて陶酔感があります。ストーリーを知っているのでどうしても見る気が起きなくなるかもですが、見ておいて損はない作品です。