個性豊かで同じ役だとは思えない!?様々な役を演じるイリー・オールドマン出演のおすすめ作品をご紹介します!
ゲイリー・オールドマン
- 本名 ゲイリー・レナード・オールドマン
- 出身 ロンドン(イギリス)
- 誕生日 1958年3月21日
- デビュー作品 シド・アンド・ナンシー(1986年)
映画初出演は1982年の『Remembrance』。1986年の『シド・アンド・ナンシー』では、セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスを演じて注目を集めた。1990年代に入るとハリウッド映画に立て続けに出演していき、オリバー・ストーン監督作品の『JFK』では暗殺者のオズワルドを、フランシス・フォード・コッポラ監督作品の『ドラキュラ』ではドラキュラを、リュック・ベッソン監督作品の『レオン』では主人公の敵である汚職刑事を演じ、更に評価を高めていく。
Wikipediaより
不滅の恋/ベートーヴェン
- 公開時期 1994年12月(日本公開年月)
- Wikipedia
〇キャスト
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ゲイリー・オールドマン)
アントン・シントラー(ジェローン・クラッベ)
アンナ・マリー・エアデーディ伯爵夫人(イザベラ・ロッセリーニ)
〇あらすじ
Wikipediaより
ベートーヴェンの秘書であったアントン・シンドラーは、遺書に書かれたベートーヴェンの“不滅の恋人”(Immortal Beloved)を見つけ出すため、候補の女性たちを訪ねオーストリア、ハンガリーの各所を旅し、謎に包まれた「不滅の恋人」へと迫っていく。
〇感想・レビュー
ベートーヴェンの死後、「自身の楽譜、財産全てを不滅の恋人に捧ぐ」と記された遺書が発見され、ベートーヴェンの秘書であったアントン・シンドラーは、遺書に書かれたベートーヴェンの不滅の恋人を見つけ出そうとする物語です。史実とは違うと言う人々もいますが、私はこの映画を観て、ゲイリー・オールドマンのファンになり、ベートーベンの音楽も少し聴くようになりました。そのぐらい人々に影響を与えることの出来る映画だと言えます。不滅の恋人へ宛てた手紙にはベートーベンの想いが溢れていて本当に切なくなります。何度観ても泣けます。
裏切りのサーカス
- 公開時期 2011年9月(日本公開2012年4月)
- Wikipedia
〇キャスト
ジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)
ビル・ヘイドン(コリン・ファース)
リッキー・ター(トム・ハーディ)
ジム・プリドー(マーク・ストロング)
〇あらすじ
Wikipediaより
時は東西冷戦下。イギリス秘密情報部、通称「サーカス(ロンドンのケンブリッジ・サーカスに本部があることに由来)」とソ連情報部、通称「モスクワ・センター」は、水面下で様々な情報戦を繰り広げていた。長年の作戦失敗や情報漏洩から、サーカスの長官であるコントロールは、内部にモスクワ・センターの二重スパイ(もぐら)がいることを確信。密かにマザー・グースの「鋳掛け屋さん、仕立て屋さん、兵隊さん」の歌詞になぞらえたコードで幹部たちの身辺を探るとともに、「もぐら」に関する情報源と接触するため、サーカスのジム・プリドーをハンガリーに送り込むも作戦は失敗。責任をとってコントロールと彼の右腕であったジョージ・スマイリーは引退を余儀なくされる。
〇感想・レビュー
スパイ映画と言えば007シリーズが有名ですが、本作はシリアスな脚本で視聴者をドキドキさせる、アクションのないスパイ映画です。ゲイリー・オールドマンが演じる、英国諜報部幹部のジョージ・スマイリーは、諜報部内部にソ連のスパイがいるとの情報を入手します。色々調査した結果、スパイの可能性があるのは一緒に長年働いたスマイリーの同僚たちでした。はたしてスパイは誰なのか、男たちの政治的駆け引きや策謀が飛び交って、物語が二転三転して結末が読めなくてドキドキします。派手な演出はなくて複雑なストーリーですが、洗練された大人のスパイ映画でおもしろいです。
告発
- 公開時期 1995年1月(日本公開1995年4月)
- Wikipedia
〇キャスト
ジェームズ・スタンフィル(クリスチャン・スレーター)
ヘンリー・ヤング(ケヴィン・ベーコン)
ミルトン・グレン(ゲイリー・オールドマン)
メアリー(エンベス・デイヴィッツ)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
極貧家庭に育ったヘンリーは、自分と幼い妹のために5ドルを盗み、25年の刑を受けアルカトラズ連邦刑務所へ収監された。ある日、ヘンリーは脱獄を図るが他の囚人の裏切りにより失敗に終わる。そしてヘンリーは光の届かない地下牢に1000日間収監されることとなった。 地下牢から出たヘンリーは、食事中に刑務所内で裏切った囚人を殺害する。その弁護に当たったのは新人弁護士のジェームズだった。
〇感想・レビュー
かの有名なアルカトラズ刑務所で行われていた恐ろしい虐待や非人道的な行為の数々を告発して、アルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだという実話を基にして製作されたノンフィクション映画です。20分ぐらい続く凄まじい虐待シーンや、あまりにも重いストーリーに心が折れそうになってしまう映画で、これがノンフィクション映画だということに改めて驚きます。刑務所の副所長ミルトン・グレンを、ゲイリー・オールドマンが演じていますが、とんでもない悪党で演技がメチャクチャ恐ろしいです。「悪者を演じさせたらゲイリー・オールドマンの右に出る者はいない」という事をはっきりと感じてしまうぐらいの名演技です。重いノンフィクション映画を見たい人には是非おすすめの映画です。
エアフォース・ワン
- 公開時期 1997年7月(日本公開1997年11月)
- Wikipedia
〇キャスト
ジェームズ・マーシャル大統領(ハリソン・フォード)
イワン・コルシュノフ(ゲイリー・オールドマン)
グレース・マーシャル夫人(ウェンディ・クルーソン)
アリス・マーシャル(リーゼル・マシューズ)
〇あらすじ
Wikipediaより
アメリカとロシアの合同特殊部隊は、「カザフスタンの指導者」を自称し、同国を拠点にソ連復活を目論む独裁者イワン・ラデク将軍を拘束する。その3週間後、アメリカ大統領のジェームズ・マーシャルはモスクワにてロシアのペトロフ大統領との晩餐会でスピーチを行うが、彼は用意された原稿にとらわれず、自国の利益中心ではなく倫理的に正しい行いを追求してテロと戦うと演説し、万雷の拍手で称賛される。
〇感想・レビュー
ハリソン・フォードは合衆国大統領という役柄で、ゲイリー・オールドマンはハイジャック犯達のリーダー役で出演しています。ゲイリー演じるハイジャック犯達がエアフォースワンに乗り込んでさまざまな要求をしていきます。ハリソン・フォード演じる大統領も自身の経験を生かしてあの手この手でハイジャック犯達に立ち向かっていくというストーリーです。ハラハラする場面あり!なによりゲイリー・オールドマンが渋くてカッコいい。
ハリーポッターと不死鳥の騎士団
- 公開時期 2003年6月(日本公開2004年9月)
- Wikipedia
〇キャスト
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
アルバス・ダンブルドア(マイケル・ガンボン)
シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
夏休み、路地を歩いていたハリーと従兄のダドリー・ダーズリーは、突如として現れた吸魂鬼に襲われる。ハリーは魔法を使って窮地を脱するが、魔法省は、「未成年の魔法使いは、自衛以外の魔法の使用を禁じられている」として、ハリーをホグワーツ魔法魔術学校から退学させようとする。だが、魔法省とアルバス・ダンブルドア校長の話し合いの結果、退学処分の是非については後日、魔法省で行なわれる懲戒尋問によって決定されることとなる。
〇感想・レビュー
大人気のハリーポッターシリーズの中でも間違いなく1番好きな回。何よりもキャラクターがいい!ゲイリー・オールドマンが演じるシリウスブラックが渋い、カッコいいです。主人公ハリーポッターの唯一の家族であり、名付け親で色々ありましたがハリーが心を許した存在です。作中ではシリウスとハリーの家族のような雰囲気もみられてすごくホッコリします。しかし作品自体はかなりシリアスな作りです。初期のハリーポッターとは違い亡くなってしまうキャラクターも出てきます。少し暗めの話ではありますが、ハリーや仲間たちの成長も見られる面白い作品です。
ロボ・コップ(リメイク版)
- 公開時期 2014年2月(日本公開2014年3月)
- Wikipedia
〇キャスト
アレクサンダー・“アレックス”・マーフィ/ロボコップ(ジョエル・キナマン)
デネット・ノートン博士(ゲイリー・オールドマン)
レイモンド・“レイ”・セラーズ(マイケル・キートン)
パトリック・“パット”・ノヴァック(サミュエル・L・ジャクソン)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
2028年。デトロイトに本拠を置く巨大企業オムニコープ社は軍事用ロボットを中東の戦場に投入して莫大な利益を得ていたが、海外事業での好調ぶりとは対照的にアメリカ本国では販路拡大を阻まれ、苦戦を強いられていた。
〇感想・レビュー
色々と考えさせられる作品でした。最初は警察官が瀕死の重傷を負ったものの、ロボコップとして蘇って悪党を裁く!という感じの痛快アクション映画化と思っていたんですよね。でも内容はそんな簡単なものではなく、ロボットと化したことで色々な人間ドラマが生まれ、ストーリーが展開していきます。それに人間が悩むならまだしも、機械化したロボコップが苦悩するなんてなかなか皮肉が利いていました。バチバチの銃撃戦だけでなく、こういうシリアスな所も面白かったです。
猿の惑星 新世紀 ライジング
- 公開時期 2014年7月(日本公開2014年9月)
- Wikipedia
〇キャスト
マルコム(ジェイソン・クラーク)
ドレイファス(ゲイリー・オールドマン)
シーザー(アンディ・サーキス)
コバ(トビー・ケベル)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
人間と同様の知性、そして人間に頼らないエイプ(猿)としてのアイデンティティを得たチンパンジーのシーザーが仲間とともに人類に反旗を翻し、ミュアウッヅの森に逃げ込んでから10年後……。1人の感染者から始まったALZ113ウイルスによる感染症、通称 猿インフルエンザは地球規模の感染を引き起こし、死亡を含む重篤患者を生むパンデミックとなった。各国の検疫体制は役に立たず、パニックと混乱のうちに人類は数を減らし、お互いの殺し合いに発展し、人類による文明は崩壊した。
〇感想・レビュー
猿の惑星シリーズの作品です。ウィルスが蔓延した事で人類の9割が亡くなっており、地球は猿ばかりという状態からのスタート。猿vs人間というより、猿vs猿というのも構図のバトル。見た目は猿そのものですけど、精神や考え方は人間レベル。謀略を巡らせて猿vs人間を誘発する等、頭も凄く良いんです。もはや人間は脇役と言う感じもして楽しく観れますよ。
ヒットマンズ・ボディガード
- 公開時期 2017年8月(日本公開2017年8月)
- NETFLIX https://www.netflix.com/jp/title/80119311
〇キャスト
マイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)
ダリウス・キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)
ヴラディスラフ・デュコビッチ(ゲイリー・オールドマン)
アメリア・ルーセル(エロディ・ユン)
〇あらすじ
NETFLIXより
世界有数のボディガードに下された新たな任務。それは、独裁者を裁く鍵となる重要な証人を守ること。だがその人物こそ、泣く子も黙る危険なヒットマンで…?
〇感想・レビュー
組織の中でもトップクラスのボディガードであった主人公がボディガードをしていた男性を射殺されてしまい、その件がきっかけで落ちぶれてしまいます。落ちぶれた後もボディガードは続けていますが、その守りっぷりは文句たらたら呟きながらも手際よく守っているところがなんとも面白いです。映画はアクション映画で、テンポよく展開されていく中で迫力あるアクションやコメディ感もあるので、とても楽しい映画だと思います。
ドラキュラ
- 公開時期 1992年11月(日本公開1992年12月)
- Wikipedia
〇キャスト
ドラキュラ伯爵(ゲイリー・オールドマン)
ミナ・マーレイ/エリザベータ(ウィノナ・ライダー)
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授/司祭(アンソニー・ホプキンス)
ジョナサン・ハーカー(キアヌ・リーブス)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
1462年ルーマニア・トランシルヴァニア城の城主であるドラクルはトルコ軍との戦争に出征するが、そこで戦死したという虚偽の情報を真に受けた最愛の妻である妃エリザベータは、投身自殺する。帰ってきたドラクルは悲しみの最中、司祭から自殺した霊魂は神に救われないという言葉を聞かされる。絶望の末、ドラクルは神への復讐を誓い、血を糧に生き長らえる吸血鬼と化す。
〇感想・レビュー
ドラキュラ は、1992年のアメリカで上映された映画で、ゲイリー・オールドマンの演じるドラキュラ伯爵と、ウィノナ・ライダーの演じるミナのロマンス・ストーリーが進んでいきます。下手をすれば子供だましになりかねないけれど、さすがのコッポラ監督は妖しい大人の世界として作り上げました。建物や風景、服装、髪型などがその時の時代背景にあっていて、観ていてとても美しいと感じてしまう映画です。「愛」がテーマになっていて、同じ種族でないために、考えなくいいはずのことで苦悩や葛藤したりし、観ていて心が打たれました。ゲイリーが、堪能できる隠れた名作だと感じています。
ダークナイト
- 公開時期 2008年7月(日本公開2008年8月)
- Wikipedia
〇キャスト
ブルース・ウェイン / バットマン(クリスチャン・ベール)
ジョーカー(ヒース・レジャー)
ハービー・デント / トゥーフェイス(アーロン・エッカート)
ジェームズ・“ジム”・ゴードン(ゲイリー・オールドマン)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
素性不明の犯罪者ジョーカーに雇われた、道化師のマスクを被った男たちがゴッサム・シティの銀行を襲う。それぞれの役目を終えた男たちは仲間から殺され、最後に一人だけが残った。マスクを外した男はジョーカー本人で、銀行に預けられていたマフィアの資金を奪って逃走する。
〇感想・レビュー
2008年に公開された映画で、バットマンの悪が蔓延るゴッサムシティを舞台にした映画。バットマン自身が、本当に正義の味方といえるのかと自問自答していくストーリーになっています。この作品では、ゲイリー・オールドマンが演じている「ゴードン」の苦悩が、物語の裏のベースとして描かれています。一作目から登場しているゴードンの存在無しでは、バットマンも語れない点が多々あると個人的には思っているので、この作品のゲイリー・オールドマンは、とても重要な素晴らしい役をしているなと感じています。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- 公開時期 2004年5月(日本公開2004年6月)
- Wikipedia
〇キャスト
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
夏休み、ダーズリー家に意地悪な親戚のマージョリー・ダーズリー(マージ)がやって来る。ホグワーツ魔法魔術学校から帰省していたハリーは、マージの嫌がらせに耐え切れなくなり、マージに魔法を使ってダーズリー家を飛び出す。その直後、ハリーは暗闇の中に大きな黒い犬を目撃する。
〇感想・レビュー
ハリポタシリーズの中で、アズカバンの囚人は夏休みでダーズリー家に帰省しているところから始まります。毎回そうですが、嫌味な言葉や態度のいやがらせにうんざりします。ハリーももうやってられないといったふうに家を飛び出したところで夜の騎士のバスに遭遇しますが、ここが面白い。バスが伸びたり縮んだり。無敵な感じで失踪するのがスッキリとした気分にさせてくれるのです。そしてハリーポッターの親代わりシリウス・ブラック役のゲイリーもいい味だしてます。長年の囚人生活でくたびれた雰囲気を出しつつも、昔ヤンチャだった頃の面影も失っていないという難しい役柄なのですが、しっかりゲイリー・オールドマンが表現してくれています。
赤ずきん
- 公開時期 2011年3月(日本公開2011年6月)
- Wikipedia
〇キャスト
ヴァレリー(アマンダ・サイフリッド)
ソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)
セザール(ビリー・バーク)
ピーター(シャイロ・フェルナンデス)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
小さな村の美しい娘ヴァレリーは、木こりのピーターと愛し合っていたが、母親が鍛冶屋のヘンリーを婚約者に決めてしまう。そんな村に、久しぶりにオオカミが現れ、ヴァレリーの姉ルーシーが犠牲になる。オーガスト神父の反対をよそに、自警団が組織され、見事オオカミを退治するが、ヘンリーの父親が第2の犠牲者になってしまう。
〇感想・レビュー
2011年に公開されたアメリカの映画です。赤ずきんと言うと有名な童話なので知っている方も多いと思います。その赤ずきんのホラー要素を強くした、実写版の映画と言う感じで、ゲイリー・オールドマンはその中でソロモン神父役を演じています。魔物を仕留めるためのハンターのような役回りで、目の鋭さが光っていていい演技です。主演はアマンダ・サイフリッドで赤ずきん役でとても美しいです。大人な赤ずきんを見たい方におすすめです。
ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
- 公開時期 2017年11月(日本公開2018年3月)
- Wikipedia
〇キャスト
ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)
クレメンティーン・チャーチル(クリスティン・スコット・トーマス)
エリザベス・レイトン(リリー・ジェームズ)
国王ジョージ6世(ベン・メンデルソーン)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
第二次世界大戦初期の1940年5月10日、ドイツ、イタリアに対し宥和政策をとったネヴィル・チェンバレンはその失策により辞任し、新たに成立した保守党と労働党による挙国一致内閣の首相として就任したのは主戦派のウィンストン・チャーチルであった。しかし、それは有事の際の貧乏くじのような人事で、国王ジョージ6世のチャーチルを迎える立場も冷たいものであった。
〇感想・レビュー
ゲイリーは主役のウィンストン・チャーチルを演じています。時代は第二次戦争真っ只中。あのチャーチルです、貫禄も迫力も凄まじいものがありますが、それを見事に見事に演じきっているのではないかと思います。ヒトラーも存在感が抜群で、ピリピリしていてこっちまで緊張するレベルです。重苦しい雰囲気が漂う中ではありますが、公爵家生まれのチャーチルは冷静で観察眼も洞察力もすごいです。無言の時が怖いですが、そういうところも見所です。
ザ・ウォーカー
- 公開時期 2010年1月(日本公開2010年6月)
- Wikipedia
〇キャスト
イーライ(デンゼル・ワシントン)
ビリー・カーネギー(ゲイリー・オールドマン)
ソラーラ(ミラ・クニス)
クローディア(ジェニファー・ビールス)
レッドリッジ(レイ・スティーヴンソン)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
最終戦争によって国家も文明も滅びた世界。イーライは「本を西へ運べ」という心の声に導かれ、目的地も分からぬまま30年間もアメリカを西に歩き続けている。
〇感想・レビュー
デンゼル・ワシントン主演の近未来アクションで、文明が崩壊した地球で世界で一冊しかない本を持ち30年間ひたすら西に向かい旅をしている主人公とその一冊の本を探し続けている独裁者の物語です。本作は人類の世紀末な雰囲気でダークなお話ですが、コントラストで非常に美しい映像に仕上がっています。
ハンニバル
- 公開時期 2001年2月(日本公開2001年4月)
- Wikipedia
〇キャスト
ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)
クラリス・スターリング(ジュリアン・ムーア)
メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
全米を恐怖に陥れた「バッファロー・ビル事件」から10年後。ボルティモアの大富豪メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)は、精神病院から脱獄したハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)の行方を追っていた。小児愛者のメイスンはかつてレクターの治療を受けたが、昏睡させられた間に全身に深い傷を負わされていた。
〇感想・レビュー
「羊たちの沈黙」の続編になり、精神病院から脱走した凶悪犯のハンニバル・レクターを追う一番の存在で、政財界にまで及ぶ自身のコネクションを存分に使って彼を追い詰めようとする役柄にピッタリとハマっていました。大金持ちという設定にもとても合っており、レクターを追い詰める為なら何事も辞さないという執念深さも存分に感じられた熱演で、ホラー映画としてこの作品がヒットしたのは彼の出演もあってのことだと思います。
フィフス・エレメント
- 公開時期 1997年5月(日本公開1997年9月)
- Wikipedia
〇キャスト
コーベン・ダラス(ブルース・ウィリス)
リー・ルー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
ゾーグ(ゲイリー・オールドマン)
コーネリアス神父(イアン・ホルム)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
1914年エジプトのピラミッドで世界を救う5番目の要素「フィフス・エレメント」と、世界を滅ぼす邪悪な存在が予言されていることが発見された。突如円盤で飛来したモンドシャワン人により、鍵となる4つの石が隠し部屋より持ち出される。
〇感想・レビュー
2200年代の未来を舞台に、ブルース・ウィリスが世界を救おうと奮闘するSFアクション映画。今の生活からはもちろん想像もできない未来世界とはいえ、ウィリスが演じるタクシードライバーのゴーベンはだらしなく、死体から再生されたヒロインリー・ルーも人間らしい繊細な面があります。そこに登場するのが、この世界にしても妙な髪型をした武器商人ゾーグ。哲学的で冷徹だけれど、ちょっとドジという悪人ゾーグを、ゲイリー・オールドマンがお茶目に演じています。
レオン
- 公開時期 1994年9月(日本公開1995年3月)
- Wikipedia
〇キャスト
レオン・モンタナ(ジャン・レノ)
マチルダ・ランドー(ナタリー・ポートマン)
ノーマン・スタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)
トニー(ダニー・アイエロ)
〇あらすじ
Wikipediaより一部抜粋
ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のレオンは、プロの殺し屋として、レストランの店主のトニーを介した依頼を完璧に遂行する日々を送っていた。
〇感想・レビュー
ジャン・レノが渋くてカッコ良く、ナタリー・ポートマンがけなげでキュートな、殺し屋と少女の物語。ゲイリー・オールドマンは、麻薬密売組織を陰で牛耳る、麻薬取締局刑事スタンを演じています。仕事中にもイヤホンで聞くほどクラシック音楽が好きなスタンは、その音楽的嗜好とは裏腹に残忍で冷酷非道、鼻歌を歌いながら銃撃する姿で、人の命をどうとも思わない残虐さがしっかり伝わってきます。