甘く切なく、だけど大胆で勇気をもらえる…そこが海外の恋愛映画の魅力だと思います。
ドキドキを味わえるのはもちろん、恋愛の教科書としても参考になるオススメの恋愛映画をご紹介します!

タイタニック

〇キャスト
ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)
ローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)
キャルドン・ホックリー(ビリー・ゼイン)
ルース・デウィット・ブケイター(フランシス・フィッシャー)
E・J・スミス船長(バーナード・ヒル)

〇あらすじ


1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人。しかし不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われる‥‥。

公式サイトより

〇感想・レビュー
世界的に大ヒットした名作。今となっては往年の名作と呼べるようになってしまったのかもしれません。本当にあった豪華客船の沈没事故のお話をベースに上流階級の娘ローズと、根無し草のような生活をし絵を売って生活費を稼いでいる青年ジャックの身分違いの恋愛を描いた話です。本来なら結ばれるはずもない2人が恋に落ちどれだけ引き裂かれようとも互いを想い愛し合う姿に感動します。船が沈没する際の描写もリアルで、当時の記録を忠実に再現しているので、パニック映画としても楽しめます。また当時まだ若かったレオナルド・ディカプリオが天使のように美しく、キラキラしているので美形、美少年が好きな方にもおすすめです。

ブロークバック・マウンテン

〇キャスト
イニス・デル・マー(ヒース・レジャー)
ジャック・ツイスト(ジェイク・ギレンホール)
ラリーン・ニューサム(アン・ハサウェイ)
アルマ・ビアーズ(ミシェル・ウィリアムズ)

〇あらすじ


1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。定職の無いイニスとジャックは、羊放牧の職を得て、ここでひと夏を過ごす事になる。移ろいやすい大自然の中で互いを助け合う内に、彼らの心の中に深い絆が築かれる。それが、ごく自然に男同士の許されない関係へと変化していくのに、それほど時間はかからなかった。保守的な時代、閉鎖的な土地で、20年もの永きに渡り、密かに愛を育んでいくイニスとジャック。互いに伴侶を得、子供を授かりながらも・・・。しかしやがて、厳しい社会の現実が、2人の関係に影を落としはじめる・・・。

公式サイトより

〇感想・レビュー
舞台は1960年代アメリカのワイオミング州。出稼ぎで羊飼いの仕事をするためにやってきたカウボーイの男性2人が、山の中で共同生活をするうちにお互いに惹かれていく物語です。彼らは元々ゲイというわけではなく、物語が進むにつれてお互い結婚したり子供が産まれたりするのですが、苦悩しながらも関係を辞められません。LGBTQの概念が広まった現代においては、2人の関係は特別視するほどのものでは無いかもしれませんが、時代背景を考慮すると彼らの関係はまさに「禁断」と言えるものです。互いを愛し、愛するが故に憎み、けれど離れることも出来ないジレンマに悩まされます。時代の垣根を超え、涙無しには見られない傑作です。

シェイプ・オブ・ウォーター

  • 公開時期 2017年12月(日本公開2018年3月)
  • Wikipedia

〇キャスト
イライザ・エスポジート(サリー・ホーキンス)
リチャード・ストリックランド(マイケル・シャノン)
ジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)
不思議な生きもの(彼)(ダグ・ジョーンズ)
ロバート・ホフステトラー博士(マイケル・スタールバーグ)

〇あらすじ


1962年の冷戦下のアメリカ。発話障害の女性であるイライザは映画館の上にあるアパートでただ独りで暮らし、機密機関「航空宇宙研究センター」で清掃員として働いている。アパートの隣人であるゲイのジャイルズ、仕事場の同僚で不器用なイライザを気遣ってくれるアフリカ系女性のゼルダに支えられ、平穏な毎日を送りながらも、彼女は恋人のない孤独な思いを常に抱えている。
そんな日々のなか、宇宙センターに新メンバーのホフステトラー博士が一体の生物の入ったタンクを運び込む。普段はイライザに不遜な対応を見せる軍人ストリックランドが、生物を邪険に扱った報復を受けて指を失う騒ぎがあり、清掃のために部屋に入ったイライザは初めてその生物を直視する。生物は「半魚人」と呼べる異形の存在だったが、独特の凛々しさと気品を秘めた容貌をもち、イライザの心を揺り動かす。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
発話障害を持つ孤独な人間の女性と、半魚人の男性の恋愛を描いた話です。半魚人は、彼女が清掃員として勤務する研究所に、研究対象として連れてこられました。知性ある生き物としての扱いを受けられない彼と、主人公だけは心を通わせていきます。
恋愛映画といえば男女ともに魅力的な容姿の俳優が起用されることが多いと思いますが、この映画はそうではありません。中年の冴えない女性と、怪物のような見た目の半魚人というカップル。美形ばかり出てくる映画に慣れきった観客にとっては新鮮です。まるでおとぎ話のような恋の終わりは、観る者に不思議な充足感を与えてくれるのです。

トワイライト

〇キャスト
ベラ・スワン(クリステン・スチュワート)
エドワード・カレン(ロバート・パティンソン)
ジェイコブ・ブラック(テイラー・ロートナー)

〇あらすじ


霧の町、ワシントン州フォークスに引っ越してきたベラ・スワンは、転入先の高校で、不思議な雰囲気と完璧な容姿をもつエドワード・カレンに出会う。次第に惹かれ合うベラとエドワードだったが、エドワードには重大な秘密があった― カレン家は、人血を飲まずに獣の血で生き、人間世界に溶け込んで生活しているヴァンパイアの一族だったのだ。エドワードはベラが放つ香りにヴァンパイア本来の欲求を抑えられなくなる恐怖を感じつつも、彼女に惹かれる自分を止めることが出来ない。エドワードを激しく求めるベラを前に、その葛藤はいっそう激しさを増していく・・・。そんなある日、放浪ヴァンパイアの集団から、ベラが「獲物」として狙われてしまう―。

KADOKAWA公式サイトより

〇感想・レビュー
2008年のアメリカ映画で、原作は原作はステファニー・メイヤーのベストセラー小説『トワイライト』です。フォークスという雨と霧で覆われ探知に引っ越してきた高校生ベラとそこで彼女が出会うヴァンパイアのエドワードとのロマンス映画。作品として独特の世界観があり、見る度に引き込まれます。ちょっとファンタジー要素があるので、好き好みは分かれるかもしれません。

ハイスクール・ミュージカル

〇キャスト
トロイ・ボルトン(ザック・エフロン)
ガブリエラ・モンテス(ヴァネッサ・アン・ハジェンズ)
シャーペイ・エヴァンス(アシュレイ・ティスデイル)
ライアン・エヴァンス(ルーカス・グラビール)
チャド・ダンフォース(コービン・ブルー)

〇あらすじ


イースト高校バスケ部のキャプテンで学校の人気者のトロイと数学界の天才で優等生のガブリエラ。二人は偶然にも大晦日に訪れた家族旅行先で出会う。子供だけのカウントダウン・パーティに親に無理やり出席させられた二人は、抽選によりカラオケでデュエットすることに。嫌がっていた二人だが、歌ってみると、今までに感じたことのない楽しさを知り、そして、お互い好意をもち始める。新学期が始まると、なんと、ガブリエラが、トロイの通う高校に転校生としてやってきた。そして、二人は高校で開かれるミュージカルのオーディションに一緒に参加してみることに!そんな二人の行動にトロイのバスケ仲間やガブリエラの友人は大反対!しかし、本当に二人の邪魔をしようとしているのは…学校のミュージカルで常に主役を演じてきた姉弟のシャーペイとライアンだった!

Disney公式サイトよ

〇感想・レビュー
2006年にアメリカ合衆国の架空の高校・イースト高校を舞台にしたミュージカル映画で、作品としては1~3と、その後のシリーズがあります。ディズニーチャンネルのオリジナル・ムービーで、ミュージカル作品なので曲も沢山あり、英語の発音もとても聞きやすい人ばかりなので英語の勉強にもとても役立ちますよ。バスケットボール少年であるトロイと、数学や化学を得意とする学校一の天才少女である転校生のガブリエラが引き起こすストーリーは、ディズニーやミュージカル作品が好きな方はぜひ一度見ていただきたいです。

美女と野獣

〇キャスト
ベル(エマ・ワトソン)
野獣(ダン・スティーヴンス)
ガストン(ルーク・エヴァンス)
モーリス(ケヴィン・クライン)
ル・フウ(ジョシュ・ギャッド)

〇あらすじ


魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。だが野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずがなく、独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。そんな絶望な日々に光を与えたのは、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性、ベル。このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく。

Disney公式サイトより

〇感想・レビュー
世界中の女の子の憧れディズニーアニメ美女と野獣の実写版。ハリーポッターシリーズで有名なエマ・ワトソンが主役を務めており、あのドレスを着た姿が何より印象的です。ストーリーが素敵なことも勿論のこと、CGもしっかりとしているのでアニメーションで表されていた歌なども再現度がとても高く満足度が高いです。また、ダンスシーンは沢山の演者さんのダンスも揃っているので見ごたえ抜群。音とともに花咲くドレスが綺麗で何度も見たくなります。どのキャラクターもそれぞれ輝いていて、何度見ても飽きない大好きな作品です。

ブルース・オールマイティ

  • 公開時期 2003年5月(日本公開2003年12月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ブルース・ノーラン(ジム・キャリー)
グレース・コネリー(ジェニファー・アニストン)
神(モーガン・フリーマン)
ジャック・ベイラー(フィリップ・ベイカー・ホール)
エバン・バクスター(スティーヴ・カレル)

〇あらすじ


ニューヨーク州バッファロー。ローカル・テレビ局のリポーターをしているブルース・ノーラン(ジム・キャリー)は、アンカーマンを目指していた。ある日、生放送のレポートという大役が転がり込む。しかし、ライバルのエバン(スティーヴ・カレル)がアンカーマンの座を得たことを中継直前に知り、無茶苦茶なレポートをしてしまう。局をクビになり、踏んだり蹴ったりのブルースは、自分ばかり不運なのを嘆き、天に向かって「神よ、あんたは仕事をしていない」と悪態をついてしまう。すると、神に「お前に全知全能の力を与えるから、代わりに神の仕事をしてみろ」と言われる。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
本作の主人公であるジム・キャリー演じるブルースはローカルテレビのリポーターをしており、独特のユーモアで仕事に取り組んでいました。しかし不運が重なり、目標であったアンカーマンの座を同僚に取られてしまったことで、彼は自分ばかりが損をしていると不満を抱きます。ブルースが神に向かって不満を叫ぶとなんと奇跡が…。一見恋愛要素が薄いように感じられますが、本編では彼の恋人のグレースとの「本当の愛」が鍵となっています。ジムキャリーらしい見ていて軽やかな気分になる映画です。

きみに読む物語

  • 公開時期 2004年6月(日本公開2005年2月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ノア・カルフーン(ライアン・ゴズリング)
アリー・ハミルトン(レイチェル・マクアダムス)
デューク(ジェームズ・ガーナー)
アリー・カルフーン(ジーナ・ローランズ)
アン・ハミルトン(ジョアン・アレン)

〇あらすじ


物語は、1940年のアメリカ南部シーブルックが舞台。青年ノアは別荘にやってきた17歳のアリーに一目惚れ。強引にデートに誘い、映画を見て語り合った後、仲良くなり、2人は付き合うようになる。初めてノアの家を訪ねていくとテラスで詩を読んでおり、これは物語全体に関わってくる。父親はやさしく、夜にもかかわらずパンケーキを勧める。ノアは、いつか買い取って農場を始めたい古い屋敷にアリーを連れて行くが、彼女の両親が探しているといわれ中断。その後も二人の仲は認められず、ひと夏の出来事が終わった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
恋愛映画を見たい気分であればタイトルだけで見たくなりますね。これは本当に一途な愛の物語。戦争前のアメリカが舞台で、夏に出会った男女が主人公です。女の子の方は富裕層で、男の子の方は労働者階級なので、身分差があり当時であれば許されない恋。ひと夏を過ごしただけなのに二人の心にはずっとお互いがあって…。戦争など様々な出来事を乗り越えて再び出会った時に、ようやく思いを通じ合わせることができるのですが、このシーンは繰り返し観ているのでずっと心に残っています。ただ、この物語は老年の男性が老年の女性に語り掛けている物語でもあります。なぜ、男性が女性に繰り返し読んでいるのか知った時、涙が止まりません…。

ラブソングができるまで

〇キャスト
アレックス・フレッチャー(ヒュー・グラント)
ソフィー・フィッシャー(ドリュー・バリモア)
コーラ・コーマン(ヘイリー・ベネット)

〇あらすじ


一世を風靡した80年代は遠く去り、いまや、往年の“ギャル”たち相手にイベントを賑わせるしかない元ポップスターのアレックス・フレッチャー。彼のもとへ若者に絶大な人気のカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込み、ついに返り咲きのチャンスが訪れた。とはいえ、アレックスの作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま、しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートに鉢植えの水やりに来ていたソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!? ラブソングなど書く気はないというソフィーの拒絶をよそに、全盛期以降止まったままだったアレックスのメロディーが再び動き出した。


ワーナー ブラザース ジャパン公式サイトより

〇感想・レビュー
年の差カップルの恋愛物語なのですが、あんまり年の差を感じないところが良いなと思います。主人公を演じるのはドリュー・バリモア。相手役はヒュー・グラントです。主人公はかつてスター歌手だったヒュー・グラントの元でアルバイトをすることになるのですが、昔の栄光に浸っている感じがあって、すごくプライドも高くて嫌な奴…。ひょんなことからヒュー・グラントの曲作りを手伝うこととなった主人公。この二人のやり取りが面白いです。だんだんと意気投合していき、曲作りが上手くいくようになると、お互いの関係性も変化が起きていきます。その変化にドキドキ!いけすかないかつてのスター歌手だった人が、とっても素敵な人に見えちゃうから恋って不思議。二人が作った歌もすごくよくて、観終わった後もずっと口ずさんでしまいます。

10日間で男を上手にフル方法

〇キャスト
アンディ・アンダーソン(ケイト・ハドソン)
ベンジャミン・バリー(マシュー・マコノヒー)
ミシェル(キャスリン・ハーン)
ジャニーン(アニー・パリッセ)
トニー(アダム・ゴールドバーグ)

〇あらすじ


アンディは、全米No.1女性誌「コンポージャー」のハウツー担当の編集者。ある日同僚のミシェルの失恋をきっかけに「10日間で男を上手にフル方法」という記事を書くことに。デートのタブーとされることをワザと行い、10日間で相手の愛想をつかせようと試みる。その対象となるのは、広告代理店に勤めるベン、クライアントのダイアモンド会社からの大きな仕事をかけて、見ず知らずの女性の心を10日間でモノにすることを証明しなければならなくなった。やがて出会ったアンディとベンの10日間にわたる恋の駆け引きがはじまる・・・。

NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン公式サイトより

〇感想・レビュー
何度観ても楽しめる映画です。編集者である主人公が雑誌の企画として10日間で男を振るという体験をせざるを得なくなるのですが、一方でターゲットとされた男性にも10日後のパーティーに女性を伴って参加しなくてはならないという事情を抱えていました。女性は振られるためにわざと嫌な女を演じるのですが、男性はパーティーのためにそれでも我慢するのです。この前半部分がかなり笑えて面白い!ですが、だんだんとお互いの本質に触れていく内に本当に惹かれ始めてしまいます。お互いに一時的な付き合いと思っていたのに…。この心惹かれていくシーンが好きです。特に挿入歌であるFeelsLikeHomeは胸を打ちます。人との縁って不思議だなと思わせてくれる物語です。

ティファニーで朝食を

〇キャスト
ホリー・ゴライトリー(オードリー・ヘップバーン)
ポール・バージャク(ジョージ・ペパード)
2E(パトリシア・ニール)
ドク・ゴライトリー(バディ・イブセン)

〇あらすじ


朝の宝石店ティファニーの前でデニッシュを食べる娼婦のホリーは、引っ越してきたばかりの駆け出し作家ポールと出会う。酔っぱらいから逃げて部屋へ来て、眠り込んでしまった彼女にポールは興味を抱く。ホリーの夫ドクが彼女を連れ戻そうとするが、彼女は断ってしまう。ホリーがブラジルの外交官と結婚するのを知って傷ついたポールは、小説を売って得たお金をつきつけるが…。

NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン公式サイトより

〇感想・レビュー
知ってはいるけど実は見たことがない人が多い往年の名作恋愛映画ですね。「ティファニーで朝食を」は小説が原作の作品。オードリー・ヘップバーンが主演を演じています。不幸な境遇を持ち、定職にも就かず娼婦としてその日暮らしのようなことをして過ごすホーリーは、玉の輿を狙っています。そんな生活をしていましたが、上の階に引っ越してきた作家崩れの男性と少しづつ仲良くなっていきます。二人の距離は近づいていくも、ホーリーは他の男性と婚約を決めてしまいます。ホーリーは自分自身についている嘘に最後まで気づきませんが、ラストでようやく自分が本当に探し求めていたものを見つけ、ハッピーエンドとなります。お洒落な恋愛映画です。

アデライン、100年目の恋

〇キャスト
アデライン・ボウマン/ジェニー・ラーソン(ブレイク・ライヴリー)
エリス・ジョーンズ(ミキール・ハースマン)
ウィリアム・ジョーンズ(ハリソン・フォード)

〇あらすじ

若く美しい女性アデラインは、交通事故と落雷による偶然が重なり、不老の体となってしまう。その事実を知られないようにするために、アデラインはたびたび名前を変える必要があった。当然のごとく、アデラインの恋は長続きすることがない。サン・フランシスコに住みジェニーと名乗っているアデラインは、ニューイヤー・パーティでエリス・ジョーンズという青年と出会って、つき合い始める。ジェニーはエリスの両親の結婚記念日を祝うため、彼の実家を訪れるが、そこでエリスの父親ウィリアム・ジョーンズに会うと、彼は初対面のはずのジェニーを見た途端に驚きの表情を浮かべ、「アデライン」と呼びかける…

Wikipediaより

〇感想・レビュー
アデラインという映画は、ある事故の影響で29歳から全然歳を取らなくなってしまう女性と、とある男性とのラブストーリー。少しミステリーチックな要素があるところが、ロマンチックさを引き立てているなと思います。また、主演を演じているブレイク・ライヴリーがとても美しい。ドレス姿が映える美人さんで、クレバーな役柄もぴったりでこの映画にマッチしています。終始映像が綺麗が美しい映画です。

ビフォア・サンライズ  恋人までの距離

  • 公開時期 1995年1月(日本公開1995年9月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ジェシー(イーサン・ホーク)
セリーヌ(ジュリー・デルピー)

〇あらすじ

ブダペストからパリへの長距離列車の中、オーストリア人夫婦が喧嘩を始める。一人の男性が女性に英語が話せるか確認すると、二人は食堂車へ。そして意気投合するが、男が降りる予定のウィーンに到着する。そこで、男は彼女を言葉巧みに翌朝までのウィーン旅行へ誘う。男の名はジェシーでアメリカ人、女の名はセリーヌでフランスの大学生だった。二人はウィーンの街を歩き、トラムに乗り、観光名所やカフェ、そしてバーへ行く。二人はプラーター公園の観覧車でキスも交わす。お互いの素性や家族のことを打ち明けるが、夜が明けたら予定通りに別れることにする。朝、ジェシーはセリーヌを見送るが、ついに意地を張るのをやめてお互いに愛を告白する。しかし、列車の発車まで間も無く、二人は半年後にこのホームで会うことを約束して別れる。別々に旅を続ける二人は、それぞれ穏やかな表情を浮かべるのだった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
【恋人までのディスタンス】の方が聞き馴染みがあるかもしれません。この映画はメインの二人の会話でほとんどが成り立っている映画です。映画の舞台となっているのがパリ。映像はお洒落です。ロマンチックな恋愛映画に大きな展開や大袈裟なシーンなど実は必要ないのかもしれません。それくらい二人の会話だけでも完璧に成り立っている恋愛映画です。現実的なようで、非現実的とも言えるかもしれません。ありそうで、なさそうなくらいのそんな素敵な恋の物語。

プリティウーマン

〇キャスト
エドワード・ルイス(リチャード・ギア)
ヴィヴィアン・ウォード(ジュリア・ロバーツ)
キット・デ・ルカ(ローラ・サン・ジャコモ)
フィリップ・スタッキー(ジェイソン・アレクサンダー)

〇あらすじ


実業家のエドワードは、ふとしたきっかけでヴィヴィアンという娼婦と出会う。“ウォール街の狼”として知られる仕事一筋のエドワードにとって、無邪気なヴィヴィアンとの出会いは新鮮だった。彼女にとっても、彼の住む世界は見たことのない眩しいものだった。2人は、一週間だけのパートナーとして契約を結び、一緒に暮らしはじめるが…。

Disney公式サイトより

〇感想・レビュー
娼婦として働く女性と投資家である男性の恋の物語です。女性は最初は一晩をともにして関係を絶とうとするつもりでしたが、男性は美しい容姿と心を持つ女性に惹かれていきます。女性は男性のおかげでより美しい服を身に着けて磨かれていきます。そんな二人の物語ですが、女性が男性に「買われ」、男性の下で輝く立場になり男性の為に輝かなければいけないという現代社会の難しい問題を反映している映画だとも言えます。二人の恋愛模様も美しく、映像も美しいですが、更にこのような現実的な問題を示唆してくれる素晴らしい映画です。

幸せになるための27のドレス

  • 公開時期 2008年1月(日本公開2008年5月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ジェーン・ニコルズ(キャサリン・ハイグル)
ケヴィン・ドイル(ジェームズ・マースデン)
テス・ニコルズ(マリン・アッカーマン)
ケイシー(ジュディ・グリア)

〇あらすじ

ジェーンは人に頼まれたら嫌とは言えない世話好きな性格で、今まで花嫁の付添い人として幾つもの結婚式に出席しており、クローゼットにはブライドメイドのドレス(花嫁の付添い人が着るもの)が27着も捨てられずに入れられていた。彼女自身も結婚に強い憧れを抱いていたが、恋愛にはとことん臆病で、ずっと想い続けている上司のジョージに自分の気持ちを伝えられず、いつか気付いてくれるはずだと願う毎日だった。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
主人公は、今まで総勢27名の花嫁の付添い人をしてきたジェーン。友人のウエディングドレス姿を見る度に、自分のいつかは……、と夢見ています。そしてジェーンは密かに仕事の上司、ジョージに想いを寄せていました。ジェーンは結婚式場で、結婚式専門の取材をしているケヴィンという新聞記者の男性に出会います。色んな結婚式場へ取材に行くケヴィンに、その取材に行く度にその結婚式に参加しているジェーン。ケヴィンは徐々にジェーンに興味を持ち始め、連絡先を強引に渡します。しかしそんなある日、都会へ出ていた妹のテスがモデルの仕事を休みこっちへ帰ってきたのです。偶然パーティーでジョージと出会ったテス。テスはジョージに一目惚れをし、彼に見合う女になるために、彼に嘘をついてしまいます。そんな二人は惹かれ合い、そしてついには婚約へ。心優しく少し臆病なジェーンは、仮面を被って二人を祝福します。そしてやけ酒に付き合ってもらおうと、ケヴィンを呼び出すのです。ジョージとテスは、果たして本当に幸せになれるのか。ジェーンの恋の行方は?
見ていてこっちまで元気になれる、そんな映画です。

キューティ・ブロンド

  • 公開時期 2001年7月(日本公開2002年4月)
  • Wikipedia

〇キャスト
エル・ウッズ(リース・ウィザースプーン)
エメット・リッチモンド(ルーク・ウィルソン)
ストームウェル(ホランド・テイラー)
ヴィヴィアン・ケンジントン(セルマ・ブレア)

〇あらすじ


主人公のエル・ウッズは、ブランド・ファッションで身を固めた典型的なValley girlで、CULA(ロサンゼルス市立大学)でファッション・マーチャンダイジングを学び(成績はオールAで卒論は水玉模様の歴史)、また社交クラブ、デルタ・ヌーの会長。しかし卒業が間近となったある日、彼氏のワーナー・ハンティントン(3世)は「30歳までに上院議員を目指す。マリリン・モンローみたいなブロンド女は議員の妻にふさわしくない」との理由でエルを振る。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
主人公のエルは将来を誓い合った恋人、ワーナーとの婚約を控えていると日々ウキウキです。そんなある日、ワーナーからディナーに誘われ、ついにプロポーズされるとエルは喜びます。しかし実際は、エルに別れようと告げたのでした。理由は、エルがブロンドの髪だから。将来、上院議員になること目指している彼の隣に経つのは、もっと優秀で知性あふれる女性がいいと、彼は言ったのです。そんな理由では納得出来ないエル。彼女はワーナーを気持ちを取り戻すため、来年から彼が入学するロー・スクールへ自分も入学する決意を固めます。大好きなイベントもパーティーも全部中止し、勉強に明け暮れるエル。仲間達の手助けもあって、エルはなんとかロー・スクールへ入学することが出来たのでした。しかしそこは将来有能な弁護士になるための生徒が集う場所。ブロンドヘアーで個性的なファッションを着こなすエルは、ロー・スクールでは浮いてしまい、なかなか友人も出来ません。おまけにワーナーには、既に新しい彼女がいて……。
果たしてエルは、ワーナーを取り戻す事が出来るのか。ロー・スクールに進学した彼女の運命は?諦めない勇気の大切さを知れる、素敵な映画です。

ブライダル・ウォーズ

  • 公開時期 2009年1月(日本では劇場版未公開)
  • Wikipedia

〇キャスト
オリヴィア・“リヴ”・ラーナー(ケイト・ハドソン)
エマ・アラン(アン・ハサウェイ)
ネイサン・“ネイト”・ラーナー(ブライアン・グリーンバーグ)
フレッチャー・フレムソン(クリス・プラット)

〇あらすじ


幼馴染で親友同士のリヴとエマ。二人は偶然に同じ日に婚約し、同じホテルで結婚式の計画を始めた。しかし、ホテル側の手違いで同じ日の同じ時間にブッキングしてしまい、どちらかが式を譲るはめになってしまう。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
主人公のリヴとエマは大の親友。小さい頃からどんな時も必ず二人は一緒でした。リヴにはダニエル、エマにはフレッチャーという恋人もいました。それぞれ仲が良く、結婚も秒読み。そんなある日、二人がほぼ同時にプロポーズされる事に。リヴとエマは大喜び。小さい頃からずっと憧れていたウエディングドレスに、夢見ていた結婚式場での挙式。二人の夢は大いに膨れ上がります。もちろん二人は同じ式場で結婚式を希望。日付をずらし、リヴがエマの、エマがリヴの花嫁介添え人になることに。しかし結婚式場の手違いで、二人はまさかの同じ日に結婚式を挙げる事になってしまう。二人の意見はただ一つ。「この式場で絶対結婚式はしたい!でも介添え人はリヴ(エマ)じゃないと嫌!」。結婚式は女性の夢。お互い一歩も譲らず、次第に二人の仲は悪くなって行きます。それを見ていたダニエル、フレッチャーも、次第にリヴ、エマと喧嘩するようになり……。二人の結婚式はどうなってしまうのか。無事に挙式をすることは出来るのか。
ブライダルハイという言葉をひしひしと感じる、そしてそこを抜けた際に見える本当に愛に、胸がドキドキする映画です。