サスペンス映画を見ていると、まるで絶叫アトラクションに乗っているかのようなドキドキを味わえますよね。
今回は少し刺激が欲しくなったあなたにオススメのサスペンス映画をご紹介します!スリル満点の映画を楽しんでください!

アマデウス

  • 公開時期 1984年9月(日本公開1985年2月)
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〇キャスト
アントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(トム・ハルス)
コンスタンツェ・モーツァルト(エリザベス・ベリッジ)
皇帝ヨーゼフ2世(ジェフリー・ジョーンズ )他

〇あらすじ


1823年11月のある夜、ウィーンの街で自殺をはかった老人・アントニオ・サリエリが、精神病院に運ばれた。彼は病床で「許してくれ、モーツァルト!君を殺したのは私だ」と言い続けていた。後日、病状が安定したサリエリを神父フォーグラーが訪問し、話を聞こうとする。当初は神父を蔑み拒否していたサリエリだが次第に軟化する。そして、にわかには信じ難い驚愕すべき内容の告白を始める。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
主人公は誰もが知っているであろう天才音楽家のモーツァルト。宮廷音楽家として華々しい栄光から転落していく様を描いています。誰もが知っているモーツァルトですが案外その生涯って知らないですよね。単純に知識的な意味でも面白い。そんなモーツァルトに嫉妬心を抱いていたのが宮廷音楽家のサリエリ。サリエリも天才だからこそ、モーツァルトの才能を理解します。そして自分とモーツァルトの差も…
終始おどろおどろしい雰囲気で、BGMもカッコ良くてGOOD。

ゾディアック(ディレクターズカット)

  • 公開時期 2007年3月(日本公開2007年6月)
  • Wikipedia

〇キャスト
ロバート・グレイスミス(ジェイク・ジレンホール)
デイブ・トースキー(マーク・ラファロ)
ポール・エイヴリー(ロバート・ダウニー・Jr)
ウィリアム・アームストロングSFPD捜査官(アンソニー・エドワーズ)
メルヴィン・ベリー(ブライアン・コックス)

〇あらすじ


カリフォルニア州バレーホで若いアベックが拳銃で殺害される事件が発生。一ヶ月後、報道機関に「ゾディアック」と名乗る犯人から暗号付きの手紙が送りつけられた。警察は必死に犯人を追うが、“ゾディアック”はその後も殺人を重ねる。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
実際にアメリカで起こった連続殺人事件を元に描かれた作品。今現在も犯人はわからず未解決事件となっているのですが、どのように犯人を追っていったか等を映画化してくれています。元が実話というだけにヒリヒリとした緊張感を味わえます。警察内部だけでなくいろんな人達が被害者の証言も元に推察し犯人に迫っていくところも面白い。

アルゴ

〇キャスト
トニー・メンデス(ベン・アフレック)
ジャック・オドネル(ブライアン・クランストン)
レスター・シーゲル(アラン・アーキン)
ジョン・チェンバース(ジョン・グッドマン)
ボブ・アンダース(テイト・ドノヴァン)他

〇あらすじ


全世界を震撼させた、歴史に残る大事件が起きたのは、1979年11月。革命が吹き荒れるイランで、過激派がアメリカ大使館を襲撃、大使館員を人質にとる。彼らの要求は、悪政の限りを尽くしてアメリカに逃げた前国王の引き渡しだった。混乱のなか裏口から6人が脱出、カナダ大使の家に身を隠すが、見つかれば公開処刑は間違いない。絶望的な状況を打破するため、CIAの人質奪還のプロ、トニー・メンデスが呼ばれた。

ワーナー ブラザース ジャパン公式サイトより

〇感想・レビュー
米国とイランの関係が最悪の中、イランにある米国大使館がイラン人によって占拠され米国人達が人質に取られてしまいます。しかし米国人6人だけが人質になる前に大使館から抜け出すことに成功し、カナダ大使館の下で匿ってもらっていた。さぁ、どうやってこの6人の米国人をイランから帰国させるのか!!?そこでCIAの下した作戦はまさかの・・・!このあらすじだけでも面白いですが、まさかの実話です!ハラハラが止まらない面白い映画でした。

セブン

〇キャスト
デビッド・ミルズ刑事(ブラッド・ピット)
ウィリアム・サマセット刑事(モーガン・フリーマン)
トレイシー・ミルズ(グウィネス・パルトロー)
警部(R・リー・アーメイ)
マーティン・タルボット検事(リチャード・ラウンドトゥリー)他

〇あらすじ


2人の刑事(ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン)が追うのは、怜悧な頭脳を持つしたたかな連続殺人鬼。男は七つの大罪のいずれかに該当する者を狙い、おぞましい殺人を繰り返していた。恐怖の本質を知り抜いたデビッド・フィンチャー(『ファイト・クラブ』、『ゾディアック』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』)が放つ、肉体と精神と魂のアクション。そして最後には観る者の心を食い破る、驚愕のクライマックスが待つ。

ワーナー ブラザース ジャパン公式サイトより

〇感想・レビュー
ブラッドピットが若かりし頃の作品。そしてサスペンス映画と言えば、この作品は常に人気ランキング上位に鎮座しています。いつの間にか往年の名作と呼ばれるくらいになっている時間の経過が恐ろしい…

ジェーンドウの解剖

〇キャスト
オースティン・ティルデン(エミール・ハーシュ)
トミー・ティルデン(ブライアン・コックス)
エマ(オフィリア・ラヴィボンド)
バーク保安官(マイケル・マケルハットン)
ジェーン・ドウ(オルウェン・ケリー)

〇あらすじ


ベテラン検死官トミーは、同じく検死官の息子オースティンと遺体安置所を営んでいる。ある嵐の夜、警察から緊急の依頼が入る。それは、謎の惨殺事件の現場から全裸で見つかった身元不明の美女“ジェーン・ドウ”の死体の検死解剖だった。通常の検死だと思われたが、メスを入れ解剖を進めるにつれ、体内が焼かれ切断されているなど、異常な状態が判明。やがてあり得ない物の数々が体内で見つかり、起こり得ない現象が次々と発生、衝撃と戦慄が走る。外は暴風雨、通信も途絶えていた。隔絶され、閉ざされた空間で、逃げ場のない恐怖が始まる…。

松竹公式サイトより

〇感想・レビュー
ある家の下から身元不明の女の死体が埋まっていて、それを解剖して何があったのかを調べていくうちに不思議なことが起こっっていくというお話。まるで本物の死体を解剖してるのかと思うくらいリアルで、血も臓器もリアルで怖さを増幅していました。見終わった後は、一人じゃトイレに行けないようなぞくぞくっとした余韻に包まれます。熱い夏の日に見るのをおすすめします。ホラーよりですね。

ハッピー・デス・デイ

〇キャスト
テレサ・ツリー・ゲルブマン(ジェシカ・ローテ)
カーター・デイヴィス(イズラエル・ブルサード)
ロリ・シュペングラー(ルビー・モディーン)
グレゴリー・バトラー(チャールズ・エイトキン)
ダニエル・ボーズマン(レイチェル・マシューズ)他

〇あらすじ


主人公、女子大生のツリーは自己チューで、世界は自分ひとりのために回っていると思っている、高飛車でビッチなタイプ。誕生日の朝、たぶん泥酔した勢いついでに、「やらかして」しまったと思われる、男子寮に暮らす見知らぬ男のベッドでぼんやりと目を覚ます。だが彼女はすぐに今日は何かがいつもと違うことに気づき、また何もかもがすでに経験しているように感じるのだった。

公式サイトより

〇感想・レビュー
今日が誕生日の主人公がひょんなことから殺人鬼に襲われて殺されてしまい、また今日の自分の誕生日に戻り、また殺されまた戻りというループから脱出する物語です。いわば死に戻りのハリウッド版です。こちらもサスペンスホラーですね。

パージ

〇キャスト
ジェームズ・サンディン(イーサン・ホーク)
メアリー・サンディン(レナ・ヘディ)
ゾーイ・サンディン(アデレイド・ケイン)
チャーリー・サンディン(マックス・バークホルダー)他

〇あらすじ


1年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる”パージ”の日。ジェームズは妻、娘、息子とともに”パージ”の夜を完璧なセキュリティの家で平穏に過ごはずだった。しかし、”パージ”開始直後にターゲットとなった一人の男を家に匿ったことで暴徒と化した市民から一家全員の命が狙われてしまう。緊張に満ちた12時間が今、始まるーー。

公式サイトより

〇感想・レビュー
人々の健康を脅かすストレスをなくすためにパージという一年に一晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法化される法律。主人公は今年のパージも平和に過ごそうと思っていたが、パージ開始直後にターゲットの男を匿ったことから自分たちまで狙われるはめに…。馬鹿馬鹿しい設定とは案外言い切れない怖さがあります。法律で許されるなら人間はどこまで残酷になれるのか。

羊たちの沈黙

  • 公開時期 1991年2月(日本公開1991年6月)
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〇キャスト
クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)
ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)
ジャック・クロフォード主任捜査官(スコット・グレン)
バッファロー・ビル(テッド・レヴィン)
フレデリック・チルトン医師(アンソニー・ヒールド)他

〇あらすじ


カンザスシティをはじめとしたアメリカ各地で、若い女性が殺害され、皮膚を剥がれるという連続猟奇殺人事件が発生。逃走中の犯人は、「バッファロー・ビル」と呼ばれていた。FBIアカデミーの実習生クラリス・スターリングは、ある任務を課される。FBIは監禁中の凶悪殺人犯の心理分析を行っていたが、元精神科医の囚人ハンニバル・レクターは、FBIへの協力を拒絶していた。クラリスは、事件に関する助言を求めるため、レクターの収監されているボルティモアの州立精神病院に向かう。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
精神的にくる恐ろしさ、人間の心の奥の闇があまりに魅力的に描かれていて、頭を抱えてしまうほど好きな作品です。ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスのとても演技とは思えない間合いがたまらないのです。怖さの中に中毒性があるので、何度も何度も見返してしまい、実際の世界に存在するのでは?と思ってしまう。この手の映画って、途中で残念な感じになるのが多い中、一度もだれることなく最後の最後までぶっちぎりの怖さに脱帽です。

アザーズ

  • 公開時期 2001年8月(日本公開2002年4月)
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〇キャスト
グレース(ニコール・キッドマン)
ミルズ夫人(フィオヌラ・フラナガン)
チャールズ(クリストファー・エクルストン)
アン(アラキナ・マン)
ニコラス(ジェームズ・ベントレー)

〇あらすじ

第二次世界大戦の終結直後のチャネル諸島ジャージー島が舞台。グレースは色素性乾皮症を患う娘アンと息子ニコラスの3人きりで、広大な屋敷で暮らしていた。夫は出征したまま帰ってこず、使用人もおらず、不安な日々を送る家族の元に、新しい3人の使用人が現れる。それを境に、屋敷で不可解な現象が次々と起き始めた。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
個人的にはニコール・キッドマンの中で最高の1本だと思っています。彼女の美しい雰囲気から醸し出されれる独特の恐ろしさが、より一層作品に深みを出しているように感じます。昔のフィルム感があり、その中に出てくる全ての人、物が古めかしく恐ろしく感じ、後半からは追い立てられるような焦り、恐怖が襲ってくるはずです。女性としての悲しさと幸せが入り混じり泣けてきてしまうのです。一つの作品の中で、全ての感情が行き交う映画らしい1本で、まだ見ていない人に必ず勧めてしまう作品です。この頃のアメリカ映画は面白いものが沢山あったなと懐かしく思う程魅力的です。

シックス・センス

〇キャスト
マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)
コール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)
アンナ・クロウ(オリビア・ウィリアムズ)
リン・シアー(トニ・コレット)
ヴィンセント・グレイ(ドニー・ウォルバーグ)

〇あらすじ


死者が見える少年と心に傷を負った精神科医が交流を通じて癒されていく姿を綴った異色のサスペンス・ホラー。高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者からの凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”、死者を見る事ができる能力を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想も付かない真実が待ち受けていた…。

Disney公式サイトより

〇感想・レビュー
色んな意味でやられた感が半端ないです。最後の最後まで流れるままに見終わり「ドーン」と頭を殴られたようなラストに、初めて見た時には最初から見直してしまった作品です。フレディ・ハイモアの可愛らしさと、子供もだからこその青白いくらいの純粋さに恐怖がからまり恐ろしさが何倍にも膨れ上がります。ラストに向けて想像を超えてくる感じがたまらないのです。ブルースウィルスの演技で、より一層苦しさと恐ろしさを感じます。もし自分だったら、、、と想像してしまい、ゾッとしてしまいました。ラストまで真剣に見ないといけない作品です。

SAW

  • 公開時期 2004年10月(日本公開2004年10月)
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〇キャスト
ローレンス・ゴードン(ケイリー・エルウィス)
アダム・フォークナー(リー・ワネル)
デイビッド・タップ(ダニー・グローヴァー)
スティーブン・シン(ケン・レオン)
アリソン・ケリー(ディナ・メイヤー)

〇あらすじ


老朽化したバスルームで目覚めた2人の男、ゴードンとアダム。それぞれ足首に鎖をはめられている。2人の間には自殺死体。まったく見当がつかない“状況”に散乱する、テープ・レコーダー、“再生せよ”と書かれたテープ、一発の弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、そして2本のノコギリ。耳障りな秒針の音と共に告げられたのは、「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」だった。

公式サイトより

〇感想・レビュー
人間というのは理解できないものに恐怖を感じるものですが、まさにSAWは当てはまると思います。気が付いたらなぜか意味のわからない理不尽な環境に。色々な、なぜ?どうして?が恐怖を倍増させていく名作サスペンスホラー。デスゲーム系と言ってもいいかもしれません。ちなみに気が付いたらシリーズもかなりあるんですね。

氷の微笑

  • 公開時期 1992年3月(日本公開1992年6月)
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〇キャスト
ニック・カラン(マイケル・ダグラス)
キャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)
ガス・モラン(ジョージ・ズンザ)
ベス・ガーナー(ジーン・トリプルホーン)
タルコット(チェルシー・ロス)

〇あらすじ


サンフランシスコ。ある日、元ロックスターでナイトクラブ経営者でもあるジョニー・ボズが、自宅の寝室で殺害されている姿で発見された。彼は全裸で、両手を縛られ、31箇所もアイスピックで刺されていた。ベッドには大量の血液とともに精液もまき散らされていた。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
極限の緊張感が走るエロス!!この作品を観たあとも、頭から離れない美しさ。主演のシャロンストーンの下着をはいていない状態での足の組み換えは社会現象になるほど世界中で話題になりました。この作品からシャロンストーンはいわゆるセックスシンボル的な存在になりました。30年前の作品ですから古さを感じてしまうかもしれませんが往年の名作というところで見てもらえると。

ストレンジャー

  • 公開時期 1995年10月(日本公開1996年6月)
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〇キャスト
サラ・テイラー(レベッカ・デモーネイ)
トニー・ラミレス( アントニオ・バンデラス)
クリフ・ラディソン( デニス・ミラー)
ヘンリー・テイラー( レン・キャリオー)
マックス・チェスキー(ハリー・ディーン・スタントン)

〇あらすじ


犯罪心理学者のサラ(デモーネイ)が出逢った、強烈なセックスアピールに溢れる男・トニー(バンデラス)。彼の魅力の虜になっていくサラだが、その時から彼女の身辺に不審な出来事が続くようになる。トニーを疑うサラは、探偵に彼の素姓を探らせるのだが……。

https://www.allcinema.net/cinema/29047より引用

〇感想・レビュー
昔は地上波のテレビでは深夜に映画がよく放送されていましたが、ストレンジャーは何度も放送されていました。内容としては分かりやすいサスペンスなのですが、それでいて急などんでん返しがあるので驚きます。若い頃のレベッカ・デモーネイのヌードが見られますし、その相手をするのはこれも若かりし頃のアントニオ・バンデラスです。B級サスペンス映画と評価する人が多いかもしれませんが、有名な俳優が出てきますし、なかなか侮れない出来となっています。「ゆりかごを揺らす手」で有名なレベッカとは、また違った姿が見られます。

ミザリー

  • 公開時期 1990年11月(日本公開1991年2月)
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〇キャスト
ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)
アニー・ウィルクス(キャシー・ベイツ)
バスター保安官(リチャード・ファーンズワース)
ヴァージニア(フランシス・スターンハーゲン)
マーシャ・シンデル(ローレン・バコール)

〇あらすじ


大衆向けロマンス小説「ミザリー・シリーズ」の作者である流行作家のポール・シェルダンは、「ミザリー・シリーズ」最終作に続く新作を書き上げた後、自動車事故で重傷を負ってしまう。そんな彼を助けたのは、ポールのナンバーワンのファンと称する中年女性アニー・ウィルクスだった。看病といいつつポールを帰さず、拘束・監禁するアニーは、次第にその狂気の片鱗を覗かせ始める。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
ホラーのサスペンス映画というと、特殊効果などで多くの製作費がかけられていたりしますが、中には明らかに低予算という感じのサスペンス映画も多くあります。ミザリーという映画は、低予算ホラーサスペンスの代表であり傑作映画でもあります。見た目は普通の中年おばさんのキャシー・ベイツが出てきますが、彼女の演技は鬼気迫るものがあります。原作はスティーブンキング。シャイニングやitなどでも有名な小説家ですね。

ドラゴン・タトゥーの女

  • 公開時期 2011年12月(日本公開2012年2月)
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〇キャスト
ミカエル・ブルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)
リスベット・サランデル(ルーニー・マーラ)
ヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)
マルティン・ヴァンゲル(ステラン・スカルスガルド)
ディルク・フルーデ(スティーヴン・バーコフ)

〇あらすじ


記者ミカエル・ブルムクヴィストは大物実業家ヴェンネルストレムの武器密売をスクープし、名誉毀損で訴えられ裁判で敗訴し全財産を失う。失意のミカエルに、別の大物実業家から電話がかかってくる。一族の謎を解明して欲しいとの依頼で、見返りに裁判判決を逆転させるような証拠を渡すという。謎とは、40年前に行方不明になった16歳の少女のことであり、一族の誰かに殺されたという。依頼を引き受けたミカエルは、猟奇連続殺人に関わる一族の秘密を知ることになる。ミカエルは、彼に興味を持ったドラゴンの刺青をしたフリーの天才女ハッカーであるリスベットとともに捜査を進め、すべての謎と事件を解決していく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
セブンのデヴィッド・フィンチャー監督作品。主役のミカエルがかっこいいのにちょっと情けなく見えるおじさんでヒロインのリスベットちゃんがどパンクなのに不器用で可愛い。ストーリーはちょっと デヴィッド・フィンチャー 作品らしいえぐさですが、是非とも続編が見たくなるような作品。

エスター

〇キャスト
ケイト・コールマン(ヴェラ・ファーミガ)
ジョン・コールマン(ピーター・サースガード)
エスター(イザベル・ファーマン)

〇あらすじ


赤ん坊を死産して悲嘆に暮れるケイト(ベラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)。その悲劇はふたりの結婚そのものを揺るがすだけでなく、悪夢にうなされ、つらい過去に悩まされるケイトのもろい神経にも打撃を与えている。表面だけでもなんとか普通の生活に戻そうと必死の夫婦は、養子を迎えることを決意。そして訪れた地元の孤児院で、彼らはなぜかエスター(イザベル・ファーマン)という名の1人の少女に惹きつけられる。


ワーナー ブラザース ジャパン公式サイトより

〇感想・レビュー
第三子を流産したショックが癒えない夫婦が孤児院に見学に赴き、不思議な少女を引き取った事から始まるサスペンス。エスターを演じた子役の存在感がたまらなく不気味です。何の予備知識もない状態で視聴し、最初は悪魔祓いものかと思っていたのですが、エスターが邪悪な本性を発揮し始める中盤以降は目を離せずのめりこんでしまいました。聴覚障害を持った長女、マックスの天使のような愛くるしさも特筆に値します。当初はお姫様のような衣装で可愛く見えたエスターの正体がわかると、まるで印象が変わってしまうのも衝撃的でした。二転三転のどんでん返しが楽しめます。

アス

  • 公開時期 2019年3月(日本公開2019年9月)
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〇キャスト
アデレード・ウィルソン(ルピタ・ニョンゴ)
ガブリエル・“ゲイブ”・ウィルソン (ウィンストン・デューク)
ウィンストン・デューク(シャハディ・ライト・ジョセフ)
ジェイソン・ウィルソン(エヴァン・アレックス)
キティ・タイラー(エリザベス・モス)

〇あらすじ


1986年の夏、アデレード・ウィルソンは両親とともにサンタクルーズにある行楽地を訪れる。ビーチに建てられたミラーハウスに迷い込んだアデレードは、そこで自分にそっくりな少女と出会う。ミラーハウスから戻った彼女はトラウマにより失語症となる。
現在、大人に成長したアデレードは失語症を克服し、夫と二人の子を持つ母になっている。ウィルソン一家はサンタクルーズにあるビーチハウスを訪れる。反対するアデレードを説得し、一家はビーチへ出かける。彼らはそこで友人のタイラー一家と落ち合う。長男ジェイソンはビーチで、腕から血を流しながら立っている男を見る。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
長期休暇を利用し避暑に訪れた一家が正体不明の侵入者に襲撃を受けます。そしてその侵入者たちの顔は…社会風刺のメタファーも至る所に散りばめられており、実際アメリカであった平和の象徴として手を繋ぐ運動を上手く絡めていました。理由がわからない理不尽な暴力ってのは恐怖を感じますね。

ゴーン・ガール

〇キャスト
ニコラス(ニック)・ダン(ベン・アフレック)
エイミー・エリオット・ダン (ロザムンド・パイク)
デジー・コリングス(ニール・パトリック・ハリス)
タナー・ボルト(タイラー・ペリー)
マーゴ・ダン(キャリー・クーン)

〇あらすじ


結婚5周年の記念日。誰もがうらやむような幸せな結婚生活をおくっていたニックとエイミーの夫婦の日常が破綻する。エイミーが突然姿を消したのだ。部屋は荒らされ、キッチンに残されたエイミーの大量の血痕から警察は他殺と失踪の両方の可能性を探る。憔悴した表情で行方のわからなくなった妻を心配する夫ニック、だが彼にも捜査の手が及び窮地に立たされる。妻エイミーに何が起きたのか――。

公式サイトより

〇感想・レビュー
結婚5年目の夫婦ニックとエイミーは、次第に愛が冷めていきました。ある日。帰宅したニックは、家が荒らされエイミーがいないことに気がつきます。捜査にあたった刑事のボニーは、ある違和感を感じます。ニックは、エイミーの血液型すら知らないのです。そして、ボニーは家のなかに隠されたエイミーからのヒントを頼りに真相を探ります。やがて、疑惑はニックに向けられますが物語は思わぬ方向に…

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

〇キャスト
イヴリン・アボット(エミリー・ブラント)
リー・アボット (ジョン・クラシンスキー)
リーガン・アボット(ミリセント・シモンズ)
マーカス・アボット(ノア・ジュープ)
ボー・アボット(ケイド・ウッドワード)

〇あらすじ

後輩した世界の果てに、何があるのか?“音を立てたら、超即死”という極限の世界を生きるエヴリン一家。最愛の夫・リーと住む家をなくしたエヴリンは、産まれたばかりの赤ん坊と2人の子供たちを連れ、新たな避難場所を求めノイズと危険が溢れる外の世界へ旅立つが…。突然、“何か”の襲撃に遭い、廃工場へ逃げ込んだ一家は、謎の生存者エメットに遭遇する。彼との出会いを発端に、新たな謎と脅威が明らかとなり、一家の運命は激しく動き始める。「極限の劇場体験!」恐怖と緊張の新体感サバイバルホラー

公式サイトより

〇感想・レビュー
2020年。人類は音に反応するなにかによって恐怖に陥れられていました。聴覚障がい者であるリーガンは、手話で家族と会話をして、その恐怖から逃れていました。ですが、リーガンの弟ボーがおもちゃで遊んでいると、音が鳴ってしまう。そして、ボーは化け物によって命を奪われ連れさらわれます。家族は化け物に怯えながらも、寄り添って暮らしました。そして、リーガンの母親のお腹のなかには新しい命が宿ります。音を出してはいけないという、ある意味不可能なことが題材になっていて、観ている間も声を潜めてしまいます。

サーチ

〇キャスト
デビッド・キム(ジョン・チョー)
マーゴット(ミシェル・ラー)
ピーター(ジョセフ・リー)
ヴィック捜査官(デブラ・メッシング)

〇あらすじ


忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。行方不明事件として捜査が始まる。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター…そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿があった。

公式サイトより

〇感想・レビュー
妻が亡くなってからというもの、デビットは16歳になった娘のマーゴットとギクシャクした日々を送っていた。そんなある日。マーゴットが行方不明となり、デビットはこれまで知らなかったマーゴットの様々な一面を知ることになります。マーゴットの交遊関係も、SNSのアカウントも知らないことに愕然とするデビットは、亡き妻のアカウントからマーゴットを探します。そして、青少年の犯罪に詳しいローズマリー刑事からアドバイスしてもらい、デビットはマーゴットのことを知っていきます。SNS時代の新しいサスペンスです。

シャッター アイランド

  • 公開時期 2010年2月(日本公開2010年4月)
  • Wikipedia

〇キャスト
テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)
チャック・オール(マーク・ラファロ)
ジョン・コーリー医師(ベン・キングスレー)
ドロレス・シャナル(ミシェル・ウィリアムズ)
レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)

〇あらすじ


1954年、連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック・オール(マーク・ラファロ)ら捜査部隊は、ボストン港(英語版)の孤島(シャッターアイランド)にあるアッシュクリフ精神病院を訪れる。この島でレイチェル・ソランドという女性が、「4の法則。67番目は誰?」(The law of 4. Who is 67?)という謎のメッセージを残して行方不明となった。強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実が明らかとなる。捜査を進めていく中で連邦保安官の2人は、島に謎が多すぎることに不信感を強めていく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー
シャッターアイランドはレオナルド・ディカプリオが主演のアメリカの名作サスペンス映画です。作品の内容は島へ訪問した主人公の連邦保安官であるテディがアッシュクリフ精神病院を訪れて行方不明の女性を捜索するために精神病院の患者や医師から情報収集するのですが、作品を視聴していく内に感じてくる違和感と最後のどんでん返しといい、違和感が明らかになっていく内に作品にどんどんと夢中になれた作品です。レオナルド・ディカプリオの演技も素晴らしい。非常に印象に残るアメリカサスペンス映画の名作。